昨年の暮れ、BSフジで平成競馬の名シーンを集めた特集番組が放送されました。録画しておいたものをようやく見ることができたのですが『やっぱりね』ってレースもあれば、『意外だな』ってレースもランクインしていて、まさに十人十色、感じ方は人それぞれ違うんだなって思いました。懐かしく思い出したり、時の流れの速さに驚いたり…こういう総集編的なものを、その時々の区切りで見るのもやっぱりいいもんですね。というわけで、触発されちゃったのが今回の記事です(笑)。『平成競馬名シーン/私的ベスト3』の発表です。
【第3位】
1992年(平成4年)ジャパンC
絶対的な強さを見せつけた3歳、奇跡の復活を何度も果たした4歳以降。本当にドラマチックな馬でした。このジャパンCは2度目の復活劇。当時は『日本vs世界』の構図が明確だった時代で、世界に追いつき追い越せの熱が今とは違いました。だからかな、より印象が強いのかもしれません。繋ぎが柔らかくて惚れぼれするようなフットワーク…トウカイテイオーほど気品に溢れた馬体の持ち主を他に知りません。
【第2位】
1990年(平成2年)有馬記念
社会現象にまでなったオグリキャップ。当時の常識を次々と覆していくその走りは、一戦一戦がドラマチックでした。その極めつけとも言えるのが有馬記念のラストランです。ゴール直後、鳥肌が立ったのを覚えています。馬券は外れちゃったのにハッピーエンド。こんな大団円、めったにないと思います。この勝利に勇気づけられたファンも多かったんじゃないかなぁ。地鳴りのように響くオグリコール、忘れられないですね。
【第1位】
インディチャンプ
これは『私的』ならではの第1位です。ってこれ、令和ですね。まあ、よしとしましょう(笑)。レース直前の武者震い、ゴール直後の喧騒、あの日あの時あの場所に確かにいたんですよねぇ。GⅠ制覇という貴重な場面に立ち会えた上に、口取り式にまで参加させてもらって…感謝の気持ちしかありません。一口馬主を始めて、こんな楽しさもあったんだってことを教えてもらいました。長いこと競馬をしていますが、まだまだ知らないことばかりです。
というわけで過去記事の掘り起こしもできたし、満足です😄