7月20日㈯札幌のTVh賞に出走したラキエータ。前走で不可解な大敗を喫した後で、巻き返しを図る一戦でした。
ラキエータ
父/キンシャサノキセキ
母/ウィルパワー
母の父/キングカメハメハ
性齢/牝5歳
所属/栗東 音無秀孝厩舎
2024.07.20
7月20日㈯ 札幌11R TVh賞(混)芝1200m
武豊(56.0kg)4着 8番人気
武豊騎手「前回はレースまでの雰囲気は良かっただけに、敗因が掴み切れなかったですが、今回はいつも以上に落ち着いていましたし、レースでも最後までしっかり力を出してくれたと思います。勝負どころの手応えは良かったですし、展開は向いたと思ったのですが、最後はこの馬なりに伸びているものの、上位馬にはそれ以上の脚を使われてしまいましたね。それでも、今後同じような競馬が出来れば、どこかでチャンスはあると思いますよ」
2024.07.21
在厩場所:ノーザンファーム空港
21日(日)に北海道・ノーザンファーム空港へ放牧に出ています。
2024.07.21
在厩場所:ノーザンファーム空港
音無秀孝調教師「前走後はノーザンファーム空港で調整してもらっていましたが、前回と比較すると大きな上積みこそないものの、この中間の馬の雰囲気は良かったですし、追い切りの動きも申し分なかったので、巻き返しに期待していました。私は小倉競馬場に臨場していたことから、直接馬の様子を見ることは出来なかったですが、現地のスタッフからは『前回と比較すると、落ち着きがある中でも活気が窺えます』と報告を受けていました。作戦は豊君(武豊騎手)に委ねていましたが、レースでは勝ち馬の後ろで上手く脚を溜めることが出来ていましたし、良い手応えのまま直線に向くことが出来ました。これなら好勝負になると期待しましたが、外から渋太く伸びてくれたものの、上位馬を捉え切るところまではいかなかったですね。それでも、レース内容としては良かったですし、悲観するものではありませんでした。この後は適当な番組が組まれていないので、本日にノーザンファーム空港へ戻させていただきました。今後の予定については秋の番組が発表されてから検討していきたいと思っています」
外目の枠でスタートも決まったので、狙い通りの位置で競馬ができてたんじゃないかな。手応え良く直線を向いて脚を伸ばしてきた瞬間は応援する側も力が入りました。
前を行く馬がふらついたのかな?2回くらい走りづらそうにしてる場面がありましたが、着順をひっくり返せるような不利でもなかったですし、ラキエータの力は出し切れたと思います。何より前走の大敗から見事に立ち直ってくれたこと。これが大きいです。正直ホッとしましたし、懸命に調整してくれたスタッフの皆さんにも感謝です。
適当な番組がないということで次戦は秋以降になりそう。短い夏休みを経て、またひと回り大きくなって帰ってきてもらえたら。
笑顔の武豊騎手が印象的。負けちゃったけど、手応えを掴める敗戦でした。お疲れ、ラキエータ。