from1987

一口馬主やPOG、レース予想など競馬の話題を中心に、自由気ままに綴ります。なお、一口馬主関連の記事はシルクホースクラブのHPに掲載されている情報であり、転載の許可を得ています。

安田記念・観戦記、すべての人に感謝!!

6/2(日)、安田記念に出走するインディチャンプに会うために東京競馬場に行ってきました。東京新聞杯以来、2度目の参戦です。その時と同じように前日夜のうちに出発、途中何度か休憩を挟みながら、朝5時頃には到着しました。前回は第2駐車場に1番乗りを果たしたのですが、さすがにGⅠともなるとそう甘くはなかったですね。もうすでに駐車場は開いていて、ふと見上げると入場を待つ人の列が見えました。着いたら車の中で仮眠して体力回復を図って…なんて思惑はまんまとハズレ、急いで身支度を整えて列に並びました。

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↑並んでる間に1枚パチリ。昨年の覇者モズアスコットがデザインされた安田記念のボードです。来年はインディチャンプがここに載るんでしょうね♪

 

なんとか指定席を確保できたので、午前中は馬券もそこそこにのんびりと過ごしました。寝ずに来たので、妻も自分もレースの合間に睡魔に襲われてましたzzz…。午後になってからは、口取り時の集合場所、再会場所、どこで観戦するのか?などの確認をしたり、ターフィーショップで買い物をしたり。馬券にとらわれない競馬場ライフっていうのもなかなかですね♪

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↑お昼休みに買っておいて良かったです。レース終了後はさすがに売り切れてましたね。

 

9Rからはレース観戦はせずにパドックに張りついて、最前列でインディチャンプとご対面!なんて思っていたんですが、甘かったです。もうすでに満席状態で、馬がいなくなっても誰も動かず…でした。さすがGⅠともなると違うんですね。みんな何時頃からいるのかなぁ?


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↑そうそうたるメンバーの中に、インディチャンプも名を連ねています。デビュー前からずっと見てきただけに感慨深かったです。絞りきれていないなんて情報もありましたが±0kgで増減なし。ちょっとホッとしました。

で、いよいよ本日の主役、インディチャンプの登場です。はち切れんばかりにパンパンに詰まった馬体。贔屓目もあったとは思いますが一番良く見えました。ライバル陣営もさすがに仕上げてきてるなって感じで、中でもステルヴィオスマートオーディンが好印象でした。あと、アーモンドアイが目の前を通る時のシャッター音の凄さといったらなかったですね。記者会見か?ってくらいの集中砲火を浴びていました。でも、全く動じる気配なし。やっぱりスターです。
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↑ちょっとトリミング加工したのでピンボケ気味ですね。

 

パドックを後にして、観戦場所へ。ゴール板過ぎの1コーナー寄りに位置取りました。ここなら集合場所まで1分で間に合います。ジャケットを着て、ネクタイを締めて準備万端です。験を担いで東京新聞杯の時と同じ上下、ネクタイにしました。あ、1着しかないわけじゃないですよ。

 

発走するまでの何とも言えない喧騒、身動き取れないほどの人の数、ファンファーレの時の大歓声、その一つひとつが高揚感につながっていきました。と同時に、それより何よりまずは無事に完走してほしい、なんて思ってました。

スタートでアーモンドアイやダノンプレミアムなどに不利があったのは全く気づかなかったです。目線は妻と二人でインディチャンプに一点集中、気がつけば久しぶりに手を繋いでました。夫婦でも恋人同士でも、親密度を深めるための手立てとして『出資馬の応援』、ありかもしれません(笑)。

道中はとにかく見失わないように、お互いに位置を確認しながら観戦していました。直線で外に出して馬群を抜け出してきたあたりくらいから、興奮も最高潮に達してました。前にいるのがアエロリットだとか、後方から猛追してきたのがアーモンドアイだとか、認識できるほどの余裕なんてなかったです。ただただインディチャンプだけを必死に追っかけてました。差せる!そう思ったのはラスト100㍍もないようなタイミングで、あの最後のひと伸びは一生忘れないでしょうね。

 

 

『本当に勝っちゃったよ!』

 

 

敗戦時に傷つかないように、保険をかけてたわけじゃないけど、アーモンドアイもダノンプレミアムもいて『負けたってしょうがない』なんて思ってたとこが確かにあったんですよね。出資馬なのに100%信じられなくて、疑ってしまってごめんなさいでした。

妻に『行ってくる』と告げて、そこからダッシュで集合場所に向かいました。一緒に口取りに参加される出資者の方々と握手しまくりで…自分も含めて皆さん異常なテンションでしたね。大人になってから、こんな風にはしゃげる機会ってそうはないんじゃないかなぁ。

口取り式に参加させてもらって、ターフの上を歩いて…そこから見る景色がまた特別、最高なんですよね。スタンドの広さや観客の多さには圧倒されました。

しばらくして現れたインディチャンプの荒い息遣い、滝のような汗に血走った眼。激闘の跡が伝わるそんな姿を見たら胸が熱くなって、もう感謝しかなかったです。

最終R終了後の記念写真の撮影も、すごい人の数でした。これだけ多くの人に愛される馬になったんだなって思うと誇らしかったですね。

デビュー前から見守ってきた馬がGⅠ制覇する瞬間を目の当たりにして、口取り式にも参加させてもらって…本当、夢心地でずっとふわふわしてました。

 

特別な体験をプレゼントしてくれたインディチャンプ自身はもちろん、関わるすべての方々にも感謝したいです。それからこんな拙いブログなんかに温かいコメントや★をつけてくださる皆さんにも感謝です。この場を借りてひとこと

 

本当にありがとうございます。

 

一口馬主、ブログやってて良かった。これからもよろしくお願いいたします。

 

あ、そうそう、帰ってから録画を見たらフジテレビの競馬中継の最後の方で、インディチャンプの口取り式の模様が流れてました。ちゃっかり、というか割りとしっかり写ってましたね。思わぬかたちで全国デビュー、しちゃいました(笑)。