from1987

一口馬主やPOG、レース予想など競馬の話題を中心に、自由気ままに綴ります。なお、一口馬主関連の記事はシルクホースクラブのHPに掲載されている情報であり、転載の許可を得ています。

クールキャット、フローラS勝っちゃいました!

4/25(日)東京11RフローラS。父の出資馬クールキャットがやってくれました!!


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2021.04.26 レース結果

4/25(日)東京11R

フローラステークス(GⅡ)

〔芝2,000m・17頭〕優勝[5人気]

 

外枠から互角のスタートを切ると、前走とは打って変わって積極的に運び、好位で流れに乗ります。良い手応えで直線へ向き、追い出してからも終いまでしっかり伸びると、悲願の初重賞制覇を飾っています。

奥村武調教師「皆様おめでとうございました。4度目の重賞挑戦でようやく勝つことが出来て本当に良かったです。今日はスタートを決められたので、道中は良いポジションを取れましたし、流れに乗ってスムーズな競馬をしたことが一番の勝因だと思います。中山で2戦使ってきたものの、やはり大トビの馬なので、東京のような広いコースの方がノビノビと走れており、追ってからもスパッと切れる訳ではありませんが、最後まで本当によく伸びています。今日のように折り合いが付けば、スタミナは豊富な馬なので距離に関してはこれくらいでも全く問題ないですし、血統的にもむしろ延びてこそもっと良さが出るタイプではないでしょうか。騎乗したルメール騎手のコメントは『完璧なレースが出来ました。スタートからある程度ポジションを取りたかったので、前目につけました。馬の後ろに入ってからはとても冷静でしたし、レースの組み立てに関して特に言うことはありません。新馬戦で乗せてもらった時と同じで、シュッと切れる脚はありませんが、長く良い脚でジワジワと伸びてきますね。以前よりもパワーアップしていたので、こうして重賞を勝てて良かったです』とのことでした。ルメール騎手が実感している通り2歳時よりもパワーアップしていますし、馬体を見ても更に成長を遂げていくでしょうから、再び大きな舞台で活躍してくれると思いますよ。これでオークスへ向けての優先出走権を手にしたので、出走させたい気持ちはあるものの、トレセンへ帰ってからの状態をよく見てから最終的にジャッジしたいと考えています。皆様、改めておめでとうございました」

 

好位から抜け出すイメージでいたので、スタートが決まった時点で「よし」と思いました。折り合いもバッチリついていましたし、さすがルメール騎手です。最後まで安心して見ていられました。展開利と好騎乗があったとはいえ、力強い末脚で後続を完封しちゃうんだから、クールキャットも強かったと思います。快勝劇に、胸の奥のつかえが取れた感じです。

トライアルを制したのだから、当然向かうはオークスです。でも、ちゃんと状態を確認してからだよっていう奥村武調教師にも好感が持てました。大事にしてもらってるなぁ。

レース後、父におめでとう電話したら、さすがに嬉しそうにしてました。こういう会話ってやっぱりいいもんです。

 


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ルメール騎手もフェブラリーS以来の重賞勝利。ゴール直後のガッツポーズが本当に嬉しそうでした。この間、歯車が噛み合っていなかった者同士による会心の勝利でした。

 
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戦い終えて。HPには複数枚の写真がアップされていますが、この1枚が一番好みです。お疲れ、クールキャット。