父にとって唯一の出資馬クールキャットが、9/19(日)中京で行われるローズSで復帰します。
2021.09.15 調教タイム
伴 9/15(水)南W稍
85.8- 68.8- 53.9- 39.6- 11.6[3]馬なり余力
ピオノノ(古馬2勝)直強めの内1.0秒追走同入
2021.09.15 所有馬情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:15日に南Wコースで時計
次走予定:9月19日の中京・ローズステークス(GⅡ)〔C.ルメール〕
奥村武調教師「15日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はクールキャットが追走して行き、直線で内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は同入しています。先週しっかりと負荷を掛けていますし、今週は中京競馬場までの輸送もあることから、コンディションを整える程度で終えています。オーバーワークにならないように意識して行い、5ハロンから69秒を切るくらいと丁度良い負荷を掛けられたと思いますし、直線でのフットワークは軽快で良い動きを見せてくれましたね。前走時の追い切りで乗ってもらった伴啓太騎手に今日は手伝ってもらったのですが、『このくらいの追い切りであれば、普通キャンターのような感じで楽に走れていましたね。しっかりと折り合っていましたし、息遣いも良かったですよ。前回乗せてもらった時と比べて遜色ないデキにあると思います』と話していました。前走はGⅠの壁に跳ね返されてしまったものの、クールキャットも一夏越して、首差しが伸びて馬体は一回り大きくなって成長を感じます。おそらくプラス体重での出走になると思いますが、競馬場は違えど左回りの2,000m戦はフローラステークスと同じ条件でこの馬に合う舞台だと思いますから、巻き返しに期待したいですね」
というわけでオークス以来の復帰戦です。その先の秋華賞を見据えて行われる前哨戦とあって、さすがにメンバーも揃った印象です。その中にあっても、能力上位だと思うのは贔屓目かな?
鞍上はルメール騎手。新馬戦、フローラSで勝利に導いてくれたトップジョッキーです。ここまで主戦が決まらない問題を抱えてきたクールキャット。ここでひと夏越しての成長をアピールできれば、ルメール騎手のお眼鏡に適うかもしれません。そういう意味でも、大事な一戦です。もともと晩成型で、本当に良くなるのはこれからだと思いますし、復帰戦でどんな走りを見せてくれるのか、楽しみでなりません。