from1987

一口馬主やPOG、レース予想など競馬の話題を中心に、自由気ままに綴ります。なお、一口馬主関連の記事はシルクホースクラブのHPに掲載されている情報であり、転載の許可を得ています。

POG20~21シーズン、答え合わせvol.2

POG2020~21シーズンの指名馬及び指名候補馬のふり返り記事第2弾です。今回は新種牡馬ドゥラメンテ、モーリス、その他新種牡馬の産駒をふり返っていきます。個人的には新種牡馬って響きに弱くて、ついつい指名しがちだったりします。今回も新種牡馬から3頭、指名していました。※そのうち2頭は出資馬です(笑)。

 

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⇧第1弾のふり返り記事はこちらです。

 

ドゥラメンテ産駒【3-5-3-18】

主な実績  青葉賞 5着

 

① オリノコ 牡

・母/プロヴィナージュ

【0-1-2-1】

初勝利間近と思われたんですが、いつの間にか登録抹消になっていました。新馬戦で見せた鋭い末脚、戦ってきた相手レベルなどから見ても、1勝はもちろん、さらにその上も望めたと思います。本当、残念です。

 

② スワーヴエルメ 牡

・母/アイムユアーズ

 【1-1-0-1】

2歳7月に福島でデビューし2着。長期休養明けの復帰戦を快勝すると、青葉賞でも5着に健闘しました。重賞で勝ち負けできるだけの能力は秘めた馬だと思います。POGは終わりましたが、今後も要注目の1頭です。

 

③ テネラメンテ 牝

・母/スターアイル

【1-2-0-3】

2歳6月に1番人気でデビュー。9着に敗れた時はひょっとして厳しいのかも…なんて思いましたが、2戦目で勝ち上がると条件戦でも2着2回を記録。重賞挑戦は叶いませんでしたが、着実にポイントを獲得してくれました。

 

④ リバースレー 牝

・母/モシーン

 【0-0-0-4】

3歳1月に1番人気でデビューするも12着に大敗。その後さらに3戦して5着が最高成績です。前評判が高かっただけに、ここまで苦戦するとは思いませんでした。 適性がイマイチ掴めないまま現在に至っています。

 

⑤ リエヴェメンテ 牝

・母/ヒルダズパッション

【0-0-0-2】

2戦して6、12着。その後骨折が判明し、未勝利のあるうちに復帰できるかどうかの瀬戸際にいます。復帰戦で一発回答が求められる厳しい状況です。1勝を挙げられれば、長い目で楽しめそうな馬なんですが…。

 

⑥ ギャリエノワール 牡   ※指名

・母/ブランネージュ

【0-1-1-0】

昨夏の新潟で話題になったリフレイムの破天荒V。その時2着したのが本馬です。上がり3F/32.5秒は断トツ№1、将来が楽しみになるデビューでした。骨折で戦線離脱となりましたが先日の復帰戦で3着。今後が楽しみです。

 

⑦ マクシミリアン 牡

・母/ピュアウィッシーズ

【0-0-0-7】

※地方【1-0-0-0】

未勝利戦で3度の掲示板、その後に地方交流競走で初勝利を挙げました。出走数が多く、ポイントとは別に楽しませてくれました。1勝クラスでは厳しい現状ですが、じんわり力をつけていけばいずれは。

 

 

■モーリス産駒【4-3-5-23】

主な実績  クロッカスS 2着

 

① レガトゥス 牡

・母/アドマイヤセプター

【1-1-2-2】

抜群の馬っぷりで前評判も高く、6月東京の新馬戦を1番人気でデビューしました。6着に敗れ肩透かしをくらいましたが、2戦目で勝ち上がると、その後はオープン2着など活躍、短距離路線に活路を見出しています。 

 

② マジカルステージ 牝

・母/オツウ

【1-1-2-2】

6月阪神デビューで3着。4戦目で勝ち上がると忘れな草賞4着、矢車賞3着と健闘しています。実戦から離れた時期もありましたが、期間中に6戦を消化し、5度の掲示板は立派な成績です。本格化が楽しみな1頭です。

 

③ セブンサミット 牡

・母/シンハライト

【0-1-1-3】

POGでも大人気だった馬。実戦では詰めの甘さが残り、勝ち切れないまま。せっかくの好馬体を持て余している感じがしました。POG期間の活躍は叶いませんでしたが、成長の余地は十分ですし、今後の大化けに期待です。

 

④ ベルエポック 牝   ※指名

・母/アドマイヤテンバ

【0-0-0-2】

出資馬でした。入厩までは順調でしたが、その後は脚元不安との戦いが続きました。2戦目を終えた後、骨折が判明して無念の引退。ポテンシャルの高さは感じさせていただけに悔しさが残ります。母としての活躍に期待です。

 

⑤ アドマイヤハレー牡

・母/アドマイヤシーマ

【1-0-0-4】

2戦目で初勝利を挙げ、その後1勝クラスでも大崩れせずに走っていました。3月大寒桜は心房細動発症で競走中止。予後が心配でしたが、復帰に向けて動き出しているようです。まずは無事に帰ってきておくれ。

 

⑥ カレンプリマドーナ 牝

・母/ストロベリーズ

【0-0-0-5】

新馬戦では4番人気と一定の指示を集めましたが、見せ場なく10着に敗退。以降4戦して13、6、15、9着と苦戦が続いています。小柄な馬体で非力感が否めない現状です。劇的な変化がない限り勝利は遠そうです。

 

⑦ ティフォーザ 牝

・母/サッカーマム

【1-0-0-1】

11月阪神新馬戦を快勝しました。その後、3月に1勝クラスで2戦目を迎えるも8着に敗れています。小柄な牝馬で奥手っぽいところもあるようで、なかなか思うようにキャリアを重ねられませんでした。

 

モデュロール 牡   ※指名

・母/パーフェクトジョイ

【0-0-0-4】

出資馬です。追ってからの推進力が前ではなく上に向かってるようなところがあって、厳しい戦いが続いています。調教内容は確実に進化してるし、どこかで一変あってもいいんだけど。望みは捨てていません。

 

■その他の新種牡馬【5-6-3-20】

※地方【2-1-0-0】

 主な実績  ヒヤシンスS

 

① ヴァシリエフスキー 牝

・父/ミッキーアイル

・母/マトリョーシカ

【1-0-0-1】

芝の新馬戦で4着の後、2戦目初ダートを4馬身差で快勝しました。ダート色の強い母系の血が騒いだんでしょうね。期間中は2戦に留まりましたが、勝ちっぷりの良さから今後の活躍が楽しみな1頭です。

 

② ヴェックマン 牡

・父/ミッキーアイル

・母/マルティンスターク

【0-0-1-1】

初戦は1番人気で6着と期待を裏切りましたが、2戦目で3着と巻き返し。初勝利も間近に思われましたが、調教中の事故により予後不良となっています。こういう幕切れはやっぱり切ないですね。

 

③ ジュリオ 牡

・父/リオンディーズ

・母/ヒストリックレディ

【2-1-0-2】

馬格があってバランスも取れた馬。デビューから5戦連続でルメール騎手を配したように、期待値の高い馬でした。崩れたのは重馬場に苦しんだ重賞アーリントンC11着のみ。重賞も狙える素質馬だと思います。

 

④ ゾンニッヒ 牡

・父/ラブリーデイ

・母/エンドレスノット

 【0-0-0-2】

3歳4月デビューと遅れましたが、外から差を詰めた初戦の内容には可能性を感じさせました。2戦目は大敗しましたが、なんとなく勝ち上がれそうな雰囲気があります。まずは出遅れ癖を治すことですかね。

 

⑤ ベルンハルト 牡

・父/ラブリーデイ

・母/アーデルハイト

【0-1-0-1】

3歳1月デビューで2、7着。以後、脚元の不安から休養に入っています。勝ち上れる能力はあると思うんですが、この母系特有の体質面の弱さに悩まされている感じです。パンとすれば面白そうな馬なんだけどな。

 

⑥ フクノルッカ

・父/マクフィ

・母/フクノドリーム

【0-3-1-5】

初戦こそ7着ですが、2戦目から8戦連続で4着以内。トータル9戦で勝ち星こそ上げられませんでしたが、確実にポイントを稼いでくれました。最後のもうひと粘りが利けば、待望の初勝利もありそうです。

 

⑦ ニシノソメイノ 牝

・父/マクフィ

・母/ニシノマナムスメ

【0-1-1-6】

2歳時の戦績から初勝利は近いと思われましたが、3歳になって苦戦が続いています。小柄な牝馬なので、ローカル平坦の方がいいのかも。POGとは関係ありませんが、夏の新潟開催で穴を開けそう。要チェックです。

 

⑧ ラペルーズ 牡

・父/ペルーサ

・母/ハットシテグー

【2-0-0-2】

※地方【2-1-0-0】

6月東京デビューも15着大敗。どうなることやら…と思いましたが、地方&ダートで覚醒しました。ダートリステッドのヒヤシンスS勝ちでポイント貢献度も◎。しかも父がペルーサってマニアにはたまらない1頭でした。