POG2021~22シーズンが始まりました。指名候補探しの記事もいっぱい書きましたし、その中からどの馬を選んだのか、指名馬の紹介もしていきたいなって思ってます。
でも、その前に。昨年20~21シーズンの指名馬&指名候補馬はどんな成績だったのか、ふり返っておこうと思います。1回目はディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライの産駒のふり返りです。
■ディープインパクト産駒
【6-1-3-10】
主な実績 ダービー、毎日杯
① サトノペルセウス 牡 ※指名
・母/ダンサーデスティネーション
【0-0-0-0】
エース候補としていたんですが、まさかの登録抹消。今シーズンの苦戦の要因となってしまいました。地方転籍なのかな?無事にデビューしてほしいな。21~22シーズンもサトノ〇〇を指名して、リベンジします。
② バッソプロフォンド 牡
・母/レディオブオペラ
【0-0-0-1】
デビューは夏の札幌。ルメール騎手とのコンビで1番人気、ゴドルフィンの期待場として、前途洋々に思えたんですが…。見せ場なく7着に敗れた後、長らく戦列から離れています。どこで何してるんだろ?
③ シャフリヤール 牡
・母/ドバイマジェスティ
【3-0-1-0】
新馬勝ち、共同通信杯3着、毎日杯で重賞制覇。そしてダービーでGⅠ制覇。全候補馬の中で一番の出世頭はこの馬でした。下手な鉄砲数打ちゃ当たるですね。候補に挙げておきながら、指名できなかったのは痛かった。
④ マンインザミラー 牡
・母/シルヴャースカヤ
【1‐0‐0‐1】
3歳1月の新馬戦で4着の後、3月にダートの未勝利戦を勝ち上がりました。ただ体質面の弱さがネックとなり、わずか2戦のキャリア。POG向きではなかったですね。素質の高さは感じさせていて、将来が楽しみな1頭です。
⑤ メルカデオ 牡
・母/ワッツダチャンセズ
【0-0-0-1】
新馬戦に間に合わず、3月に未勝利戦でデビューしました。8着に敗れ、現在は放牧中。POG期間はわずか1戦で終了となりました。馬っぷりが良く、体質強化されれば走ってきそうな馬。これからも応援していきます。
⑥ ノースザワールド 牡
・母/パスオブドリームズ
【1-1-1-4】
初勝利まで時間がかかりましたが、期間中に7戦を消化。POG視点で見ると親孝行の馬ですね。アーリントンCで重賞挑戦もはたし、見せ場十分の6着になるなど、ポイントは別として楽しませてくれた1頭です。
⑦ サトノルーチェ 牝
・母/シアードラマ
【1-0-1-1】
新馬勝ち、白菊賞3着。ここまでは良かったんですが続くエルフィンSで惨敗し、その後は実戦から離れています。小柄な牝馬で頼りなさが残り、素質だけで走ってる感じでした。これからの成長待ちですかね。
⑧ グラシアディヴィナ 牝
・母/ディヴィナプレシオーサ
【0-0-0-2】
デビュー時の馬体重が546kg。恵まれた好馬体の持ち主でしたが、脚元への不安も大きいんでしょうね。頓挫ばかりで思うような調整ができていない現状です。2戦していいところなし。体質強化されないと厳しいかな。
【5-5-3-16】
主な実績 アーリントンC
① ホウオウアマゾン 牡
・母/ヒカルアマランサス
【3-2-0-2】
新馬勝ち、デイリー杯2歳S2着、アーリントンC1着。キンカメ産駒ではこの馬が出世頭でした。早期デビューで出走回数も多く、掲示板を外したのはGⅠの2回だけ。POG貢献度の高い馬でしたね。今後も楽しみです。
② アルマドラード 牡
・母/ラドラーダ
【0-0-1-2】
ダービー馬の全弟。前評判からすると3戦して未勝利の現状は残念ですが、ポテンシャルは確かだと思います。きっかけさえ掴めればトントン拍子に出世していきそうなんだけど。ダートも合いそうだけど、どうかな?
③ ヴェルナー 牡
・母/アディクティド
【0-1-1-2】
初勝利間近と思われましたが、骨折が判明して現在は療養中です。POG的には残念な結果となりましたが、全兄クルーガーがそうだったように渋い成長力がありそうな馬。復帰後の息の長い活躍が期待しています。
④ アップストリーム 牝
・母/アユサン
【1-2-1-2】
なかなか勝ち切れないレースが続いていましたが、5月に念願の初勝利を上げました。6戦して掲示板を外したのは1回だけ、コツコツと稼いでくれました。2走前の時計と内容なら、昇級しても即通用すると思います。
⑤ ダノンヴェロシティ 牡
・母/マイグッドネス
【0-0-0-3】
ダノンキングリーの半弟で、兄同様に馬っぷりはいいんですが、緩さが残って力を発揮できてない印象です。ダート挑戦→惨敗と、この間の流れが悪いのも気になりますね。ガラリ一変がないと厳しい現状です。
⑥ プラチナトレジャー 牡
・母/ホワイトエレガンス
【1-0-0-5】
初勝利が鮮やかで、その後3戦連続の重賞挑戦と期待されていました。そのうち2回は掲示板を確保してポイントを獲得。期間中は結局1勝にとどまりましたが、コツコツとポイントを稼いでくれました。
【4-8-4-12】
主な実績 スプリングS4着
① シングマイハート 牝
・母/シングライクバード
【0-1-2-2】
キャリアを重ねがら成績も安定し、レースぶりからは素質の片鱗も見せてくれましたが、勝利を挙げるまでには至らず。POG的には残念だったけど秋以降、もしくは古馬になってからが楽しみな1頭です。
② ミスターサファリ 牡
・母/サファリミス
【0-0-0-2】
大敗はしないもの、勝ち負けにもちょっと遠い、そんな感じの現状です。追ってからが物足りない印象で、全体的にパワーが足りないのかな。裂蹄で休養に入り、POG的には終戦となってしまいました。
③ イルーシヴパンサー 牡
・母/イルーシヴキャット
【1-2-0-2】
新馬勝ち後、特別戦で連続2着。スプリングSでも4着に善戦し、皐月賞にも出走を果たしました。自在性のあるレースぶりで安定感が光りました。POGは終わりましたが、ひと皮むけたら面白い存在になりそう。
④ ヴィヴァン 牡
・母/キトゥンズクイーン
【1-1-0-0】
新馬戦でシャフリヤールとクビ差の接戦を演じ、その後2戦目で順当に勝ち上がりました。これからという時に骨折が判明し、春のクラシックを棒に振ることに。無事に復帰できれば、重賞にも手が届きそう。
⑤ サンフローリス 牝
・母/ルアーズストリート
【0-2-1-1】
1月デビューと始動は遅れましたが、4戦し2着2回、3着1回と堅実に走りました。POG期間内の勝ち上がりはできませんでしたが、初勝利はもう時間の問題でしょうね。一歩ずつ階段を上がっていくタイプかな。
⑥ アムールマルルー 牝 ※指名
・母/ネイチャーガイド
【1-0-0-1】
デビューは3歳4月と大幅に遅れましたが、経験馬を相手に快勝し素質の片鱗を見せてくれました。2戦目は展開不向きで敗れましたが、いい経験になったはず。古馬になって以降も楽しめそうな1頭です。
⑦ ハーツラプソディ 牝
・母/シェイクズセレナーデ
【1-1-1-2】
初勝利まで4戦目を要しましたが、勝ちあがるとすぐにスイートピーSへ格上挑戦したのが期間中でのハイライトでした。結果は残念でしたが、本格化はまだ先っぽいし、まだまだこれからの馬だと思います。
⑧ ダノンハイファイブ 牡
・母/ブライスキャニオン
【0-1-0-2】
2歳10月デビューで2着。すぐに勝ち上がれそうだと思っていたんですが…。順調さを欠いたのも痛かったですね。未勝利で終わるようなうまではないと思うので、なんとか1勝を挙げてほしいです。