from1987

一口馬主やPOG、レース予想など競馬の話題を中心に、自由気ままに綴ります。なお、一口馬主関連の記事はシルクホースクラブのHPに掲載されている情報であり、転載の許可を得ています。

インディチャンプ、よく頑張った。

マイラーズC回顧の番外編、インディチャンプに特化したレース回顧です。まずはシルクさんの公式HPから…


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2019.04.22 レース結果

 4/21(日)京都11R マイラーズカップ(GⅡ)〔芝1,600m 10頭〕4着[2人気]

五分のスタートから道中は宥めながら3番手を追走します。手応え良く勝負どころに差し掛かり、直線で懸命に追われますが、捉えきるところまでいかず4着に敗れています。

福永祐一騎手「返し馬では上手く収まって走ってくれていましたし、厩舎サイドが入念にゲート練習を行っていたことで、ゲートを出たところまではこれまでになくスムーズでした。前2頭を見る形で競馬をするところまで考えていた通りでしたが、ハミを噛んでスムーズさを欠いてしまったのが痛かったですね。引っ掛かっていたというよりは、反発して怒りながら走っていました。ただ、収まって走ってくれるようになってからは良い感じでしたし、勝負どころでは抜群の手応えで上がって行くことが出来たので、自信を持ってダノンプレミアムを捉えに行こうとしましたが、前半ハミを噛んでしまった分、最後は甘くなってしまいました。今回は敗れてしまいましたが、本番はもっとタフな競馬になるでしょうし、十分逆転できると思うので、安田記念でリベンジしたいですね」

音無秀孝調教師「本番を見据えた仕上げではありましたが、10kg増でもそこまで太く見えなかったですし、良い状態でレースに向かうことが出来たと思います。中間ゲート練習を行っていたことで、五分にスタートを切ることが出来ましたが、3コーナー手前まで力んでハミを噛んでいましたね。それと最後は勝ち馬を早めに捉えに行ったことで、終いが甘くなってしまい、結果的に後ろにいたパクスアメリカーナにもゴール手前で差し切られてしまいました。4着に敗れてしまいましたが、十分逆転できる能力を持っている馬ですから、本番でリベンジできるようにしっかり仕上げていきたいと思います。トレセンで状態を確認した後は一旦牧場へ戻して馬体のケアを行ってもらう予定です」

 

スタートしてすぐに口を割って行きたがり、それで無理に抑えこんでましたし、リズム良く走れなかったのは残念でした。ただ仮にスムーズだったとしてダノンプレミアムを逆転できたか?といえば、これまた微妙なところですけどね。2着グァンチャーレ、3着パクスアメリカーナとは道中の折り合いだったり展開のあやだったりの差で、逆転可能だと思います。でもダノンプレミアムは…力の差をまざまざと見せつけられた印象です。

ただし、それはあくまで『現時点』でのお話。インディチャンプにはまだまだ可能性が秘められています。完敗は完敗、その事実は真摯に受け止めながらも雌伏の時を待ちたいと思います。

ダノンプレミアムを負かしにいく挑戦者らしい競馬。敗れはしましたが福永騎手もインディチャンプもよく頑張ったと思います。お疲れさま、まずは疲れを癒してレース後の反動がないように、そして安田記念でのリベンジ期待しています!

 

シルクホースクラブHP掲載の情報であり、転載許可を得ています。