ちょっと時が経ってしまいましたが、マイルCSに出走したインディチャンプのふりかえり記事です。レース後、燃え尽きたようになってしまって、ブログも手につかずにいたんですが、そろそろ復帰します(笑)。
父/ステイゴールド
母/ウィルパワー
母の父/キングカメハメハ
性齢/牡6歳
2021.11.22 レース結果
11/21(日)阪神11R
マイルチャンピオンシップ(GⅠ)
〔芝1,600m・16頭〕4着[6人気]
好スタートから無理せず中団やや前目で流れに乗ります。そのまま最後の直線コースへ向き、満を持して追われると、一旦は先頭に立ったものの、ゴール手前で交わされ、約5ヵ月半ぶりとなるレースは勝ち馬から0.2秒差の4着でゴールしています。
音無秀孝調教師「安田記念以来の競馬としては体重の変動がなく、良い状態で競馬に向かうことが出来たと思います。レースでは良いポジションで流れに乗ることが出来ましたし、ギリギリまで追い出しを我慢してくれましたが、結果的なことを言えば、流れが遅かったことと、最後の最後で久々の分が出てしまったのかなと思います。レース後、福永祐一騎手は『この馬の力は出し切ることが出来ましたが、もう少し前が引っ張って流れが速ければ、上手く出し抜けが決まっていたかなと思います。瞬発力勝負になってしまいましたが、この馬なりに最後まで頑張ってくれましたよ』とコメントしていました。インディチャンプの前で競馬をしていたサリオスも、ペースが遅いことで折り合いを付けるのに苦労していましたし、それだけ流れが遅かったと言うことなのでしょう。ただ、一度使ったことによって、次はもっと調子が上向いてくるでしょうから、香港マイルで結果を出せるように、そして一昨年のリベンジを果たしたいですね。この後問題なければ25日に検疫厩舎へ移動することになっていますので、それに備えてレース後の状態をよく確かめておきたいと思います」
現役のインディチャンプに会うのはこれが最後。そんな思いで観戦してきました。午後になったあたりからかな、気持ちはずっと高揚したまま。ひょっとしたら馬よりもイレ込んでたかもしれません(笑)。嬉しさと寂しさが混じりあう、なんとも複雑な感情でした。
レースが始まる直前にグッと込み上げてくるドキドキ。ライヴ観戦するたびに味わってきましたが、やっぱり悪くない。というか最高でした。一口馬主をやってて、インディチャンプに出資できてよかったと思える瞬間でした。
スタートを決めて、好位をがっちりキープして。福永騎手には後悔もあるみたいだけど、流れのなかで最高の騎乗をしてくれたと思います。抜け出してきた瞬間の興奮といったらもう…最高潮でした。
最後は外から飛んできたグランアレグリアらに交わされての4着。残念ながら勝利を挙げることはできませんでした。
『グランアレグリアはやっぱり強いなぁ』
『でも、よく頑張ったよ...』
いろんな感情が頭のなかをグルグルと巡って、お腹いっぱいになっちゃいました。
負けちゃったのは確かに悔しいんだけど、充足感の方が勝ってました。インディチャンプの懸命な姿に、心を打たれたからかな。『いや~感動した!』このひと言に尽きます。
パドックで2年ぶりのご対面でした。厩務員さんに甘えるような仕草は相変わらずでした。
直線で抜け出してきた瞬間は「やった‼」と思ったんだけどなぁ。
で、直近の情報がこちら⇩
2021.11.24 所有馬情報
在厩場所:栗東トレセン
調教内容:軽めの調整
次走予定:12月12日のシャティン・香港マイル(GⅠ)〔福永祐一〕
音無秀孝調教師「先週は結果的に4着に敗れてしまいましたが、最後まで勝ちに行く競馬をしての結果ですし、6月の安田記念以来のレースとしてはよく頑張ってくれたと思います。トレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて気になるところはなく、体調も問題ありませんでした。この後は予定通り香港マイルに向けて進めていきますが、今後の香港遠征のスケジュールといたしましては、25日に検疫厩舎へ移動し、12月1日にこちらを出国する予定になっています。一昨年同様にマイルチャンピオンシップを勝利して香港に遠征したかったところですが、その悔しさを香港マイルで果たせられるように、良い状態で臨めるよう努めていきたいと思います。なお、鞍上は主戦である福永祐一騎手とのコンビで、引き続き向かわせていただきます」
というわけで、次走は香港マイルです。福永騎手とのコンビ継続です。さすがに応援には行けないけど、テレビの前で全力応援したいと思います。燃え尽きてる場合じゃないですね(笑)。
頑張れ、インディチャンプ!