1991/06/16
中京11R 芝1,800㍍ 金鯱賞 GⅢ
ムービースター
栗毛でかっこいい名前の馬…当時の自分の好みであり、ムービースターはまさにそんな馬でした。でも、デビュー時からトップレベルの走りを見せていたわけではなくて、そのせいかいつ頃に知ったのか、よく覚えてないんですよね。神戸新聞杯の時にはもうすでに単勝馬券を買っていたので、少なくともそれより前、だとは思います。出会ってから引退まで、ずっと応援馬券を買ってましたね。
そんなムービースターが重賞初制覇を果たしたのが6歳(現5歳)、91年の金鯱賞でした。当時はまだ準オープンの身で、いわゆる格上挑戦。なのにけっこうな人気になっていて、ムービースターから高配当を狙うつもりだったのに…なんてがっかりしたのを覚えています。でも本命は変えなかったんですけどね。
レースはというと、後方待機からのイン強襲で、ゴール直前で図ったかのような差し切り勝ち。この頃の中京って、今とは違ってそんなに長い直線ではなかっただけに、なおさら鮮やかに見えました。個人的にはムービースターを中心に見ていたので、そこまでの驚きはなかったのですが、当時の実況（フジテレビ系列）で『あっと驚く』と表現したように、サプライズ的な勝利だったのだと思います。以来単なるファンから熱烈なファンとなって、安田記念や天皇賞(秋)…思い出の尽きない馬となりました。
余談ですが、当時のフジテレビ系列の関西の実況アナって、杉本さん、馬場さん、そしてこの時のアナウンサー（名前が？です）などなど、個性的というか、印象に残る方が多かったですね。
