シルクさんの20年世代募集馬の概要が発表になって、今年も候補馬探しの季節がやってきたことを実感している今日この頃。現時点では所属厩舎と価格しか発表になっていないのですが、妄想も働かせながら、既にそわそわしています(笑)。
というわけで、今年も候補馬探しの変遷を記録に残しておこうかなって思います。『一口価格は10万円以下』を基本線に、まずは直感重視で選択していきます。もはや完全な自己満足ですね。ではでは、早速いってみましょう!!
■美浦
① エディスワートンの20
父/ハーツクライ
母の父/Dubawi
牡/鹿毛/2月7日
所属/田中博康厩舎
1口/80,000円
気になる度【〇】
ディープインパクト、キングカメハメハがいなくなり、最近になってハーツクライの種牡馬引退のニュースも入ってきて…生産界も大きな過渡期を迎えています。ハーツクライ産駒に出資できるチャンスも限られてきましたが、シルク募集馬の中で一番気になるのはこの馬です。祖母のIslingtonは、タップダンスシチーが勝ったジャパンCに出走していました。
② アルビアーノの20
父/ハーツクライ
母の父/Harlan's Holiday
牝/鹿毛/3月30日
所属/木村哲也厩舎
1口/80,000円
気になる度【▲】
ハーツクライ産駒の牝馬なら、こちらが気になります。母のアルビアーノは柴山騎手とのコンビで活躍しました。スワンSを勝った時には、こういう競馬もできる馬なんだ…て感心したのを覚えています。血統的にSS系をはじめ種牡馬の選択肢が豊富なので、繁殖としても成功するんじゃないかな。こなれてくるタイミングの3番仔、馬格が標準以上なら楽しみ。
③ クードラパンの20
父/ルーラーシップ
母の父/ダイワメジャー
牡/鹿毛/2月4日
所属/武井亮厩舎
1口/70,000円
気になる度【◎】
現役時代好きだったクードラパンの初仔です。なので現時点では一番気になってます。父と母父の組み合わせからは、一瞬の切れよりも息の長い末脚を活かす姿が思い浮かびます。距離適性はどうかな? 短距離一辺倒ってことはなさそうだけど…。馬体を見るのが楽しみでなりません。そうそう、尻尾のかたちも気になりますね。ここも母似だったりして。
④ ブロッサムレーンの20
母の父/New Approach
牡/鹿毛/3月29日
所属/尾関知人厩舎
1口/56,000円
気になる度【〇】
ディープインパクト直系種牡馬の中でも、後継の最有力と見ているのがサトノダイヤモンドです。待望の初年度産駒は、シルクさんでも4頭募集になっています。その中で唯一、非ノーザンファーム産となるのが本馬(※クラウン日高牧場産)です。上4頭が未勝利なのは気になるけど、この父には奥手型の母系が合いそうな感じもするし、注目しています。
⑤ オーロラエンブレムの20
父/サトノクラウン
母の父/ディープインパクト
牡/黒鹿毛/3月11日
所属/宮田敬介厩舎
1口/40,000円
気になる度【☆】
日本と香港でGⅠ2勝を挙げたサトノクラウンも種牡馬デビューを迎えます。サンデー&キンカメ系繁殖との配合OK、選択肢が豊富なのは強みです。祖母ブラックエンブレムは秋華賞馬で、産駒のほとんどがシルク所属で走っています。ディープ産駒の母は未勝利に終わりましたが素質は感じさせた馬で、繁殖として成功しそうな感じがします。待望の初仔です。
■栗東
⑥ エルディアマンテの20
父/ハービンジャー
母の父/キングカメハメハ
牝/栗毛/2月7日
所属/渡辺薫彦厩舎
1口/40,000円
気になる度【〇】
祖母はディアデラノビア。『桜花賞トライアルの連闘挑戦→失敗→フローラS制覇→オークス3着』の一連の流れはドラマチックというか、ビックリしたのを覚えています。6歳春まで走り抜いたタフネスぶりは繁殖になっても変わらず、高齢となった今も優秀な産駒を送り出しています。まさに名牝です。キャロットさん縁の血統が、まさかのシルク募集です。
⑦ アイムユアーズの20
父/リアルスティール
母の父/ファルブラヴ
牝/鹿毛/1月26日
所属/斉藤崇史厩舎
1口/80,000円
気になる度【▲】
重賞4勝を挙げたアイムユアーズ。綺麗な栗毛が印象的な馬でした。繁殖としても素質を感じさせる産駒を送り出していて、体質面さえしっかりすれば大成する馬も出てきそう。モーベット以来となるシルク募集の本馬は、父が新種牡馬のリアルスティール。半姉よりも軽さが強調された配合で、芝ダート兼用の短中距離型、仕上がりも早いイメージです。
というわけで現時点では7頭です。比率で見ると
【牡 ④:③ 牝】
まだまだ変わっていくんだろうけど、第一印象では関東所属に気になる馬が多いです。早く新しい情報こないかな。