from1987

一口馬主やPOG、レース予想など競馬の話題を中心に、自由気ままに綴ります。なお、一口馬主関連の記事はシルクホースクラブのHPに掲載されている情報であり、転載の許可を得ています。

【POG 20~21シーズン】指名候補/ロードカナロア産駒編

出資POG指名候補探しですが、新種牡馬編はひと段落として、今回はロードカナロア産駒に注目してみます。

 

ポルトヴェッキオ

・母/ポルトフィーノ

・母の父/クロフネ

・生産/安平 ノーザンファーム

・性/牝、毛色/鹿毛、生/1月17日

・所属/美浦 木村哲也厩舎

半兄にきさらぎ賞京都新聞杯2着のポルトドートウィユがいます。早い段階から活躍しているのはPOG的に心強いですね。一方、エアグルーヴ一族の中でも体質面の不安が強い牝系でもあって、そこが心配かな。非SS系の父との配合はそこを補う意図もあるのかな?プラスに作用すれば面白そうです。良し悪しはわかりませんが、前肢が特徴的ですね。

 

② ディオスバリエンテ

・母/ディアデラノビア

・母の父/サンデーサイレンス

・生産/安平 ノーザンファーム

・性/牡、毛色/鹿毛、生/3月11日

・所属/美浦 堀宣行厩舎

母はキャロットさんの創成期を支えた名牝で、繁殖としてもディアデラマドレ、ドレットノータスらを輩出、枚挙にいとまがありません。高齢となった今でも優秀な仔を送り出すバイタリティには頭が下がります。母系に入る南米の血がそうさせるのかな。スマートな立ち姿と適度な筋肉量、バランス。醸し出されるアスリート感が好みです。

 

バラキエル

・母/スリールドランジュ

・母の父/ゼンノロブロイ

・生産/安平 ノーザンファーム

・性/牡、毛色/鹿毛、生/3月7日

・所属/栗東 大久保龍志厩舎

近親にオレハマッテルゼ、エガオヲミセテなどがいます。鼻先だけちょっと白いのがチャームポイントです。立ち姿の綺麗さ、無駄のない脚の運びから、出資候補にもなった馬です。結局縁がなかったけど、以降も気にかけていました。長所はそのままに成長してくれてますし、5/16(土)に入厩済みと順調なのも『◯』ですね。頑張ってほしいな。

 

④ ハイパーソニック

・母/チェルビム

・母の父/サンデーサイレンス

・生産/日高 奥山博氏

・性/牡、毛色/栗毛、生/3月15日

・所属/栗東 中竹和也厩舎

伯父にオレハマッテルゼ、伯母にエガオヲミセテ。なので④バラキエルとは近親関係にあります。母父/サンデーサイレンスはアーモンドアイ、ダイアトニックと同じで、ニックス配合といっていいでしょうね。繁殖として実績を残しきれていない母の救世主となるか注目です。500kg超の大きな馬体ですが、重苦しさは感じませんね。

 

⑤ タイムトゥヘヴン 

・母/キストゥヘヴン

・母の父/アドマイヤベガ

・生産/日高 オリオンファーム

・性/牡、毛色/栗毛、生/2月3日

・所属/美浦 戸田博文厩舎

母は戸田厩舎で桜花賞馬に輝きました。その仔も代々戸田厩舎に所属していて、人情的に応援したくなる1頭です。個人的には出資馬のレベンディスと同じオリオンファーム生産ってのもポイントが高いです。ここまで大成した馬はいませんが、躍進著しい吉澤ステーブルの育成でそろそろ…の期待感もあります。気性面が課題になりそうです。

 

⑥ ロードトランス

・母/レディバラード

・母の父/Unbridled

・生産/新ひだか ケイアイファーム

・性/牡、毛色/鹿毛、生/3月21日

・所属/栗東 安田翔伍厩舎

母は現役時代に交流GⅢ重賞2勝を挙げ、繁殖としてはダノンバラードを輩出しています。高齢になってからの仔なので、そのあたりがどうなのか気にはなります。ただ、そのことを知らなければ、素直にいい馬だなって思っちゃいます。マッチョな体つきで、いかにもパワーがありそう。やっぱりダートが主戦場になるのかな。

 

⑦ フライングバレル

・母/スピニングワイルドキャット

・母の父/ハードスパン

・生産/新ひだか ケイアイファーム

・性/牝、毛色/鹿毛、生/2月23日

・所属/栗東 安田隆行厩舎

祖母は米GⅠ🇺🇸BCディスタフ、伯父は米GⅠ🇺🇸BCマイルの勝ち馬で、全兄は重賞5勝のダノンスマッシュという良血です。馬っぷりがいいし、安田厩舎だし、兄同様に短距離志向が強そうな感じがします。走りそうですね。余談ですが、馬名からてっきりStorm Cat系だと思ってました。そしたら全然関係なかったんですね。

 

⑧ レジュールウール

・母/レディハピネス

・母の父/Montjeu

・生産/新ひだか ケイアイファーム

・性/牝、毛色/鹿毛、生/4月21日

・所属/栗東 杉山晴紀厩舎

祖母にオークスレディパステル。母は未勝利でしたが、繁殖としてアーリントンC3着マテンロウハピネスを輩出しました。母系はちょっと鈍重さが勝っている感じなので、スピード型の父との配合は相性が良さそう。って全兄は未勝利なんですけどね。脚がスラッと長めで、中距離まではいけそうに思えます。新進気鋭の杉山厩舎も魅力的です。