from1987

一口馬主やPOG、レース予想など競馬の話題を中心に、自由気ままに綴ります。なお、一口馬主関連の記事はシルクホースクラブのHPに掲載されている情報であり、転載の許可を得ています。

インディチャンプ、夢が広がる

元町Sを快勝したインディチャンプのレース後のコメントが公式HPにアップされました。

 

2018/12/17 <レース結果>

 12/16(日)阪神10R 元町ステークス〔芝1,600m・11頭〕優勝[1人気]

五分のスタートから前半は後方に控え、じっくり脚を溜めながら追走します。最後の直線で軽く仕掛けられると、上がり最速33.2秒の豪快な末脚でまとめて差し切り、およそ5ヵ月振りとなるレースを見事に勝利し、オープン馬の仲間入りを果たしています。

福永祐一騎手「夏前と比べても馬がパワーアップしているなと感じましたし、有松特別のレース内容からいずれはオープンでやれる馬だと感じていましたが、準オープンもあっさりクリアしてくれましたね。久々の分ややテンションは高かったですが、抜け出してソラを使っても止めることはなく、気合いをつけると最後まで頑張ってくれました。決して楽なメンバーではなかったですが、その相手に力の違いを見せてくれましたね。いずれは重賞で良い競馬が出来る馬だと思っていましたが、その通り成長してくれているので、来年が本当に楽しみです」

音無秀孝調教師「おめでとうございました。久々のレースでテンションがいつもより高く、馬体重も増えていたので、その辺りがレースに行ってどうでるか半信半疑でしたが、その心配をよそに圧巻のレースを見せてくれました。中間体調を崩して立て直すことになりましたが、放牧先でじっくり立て直してもらったことで、とてもいい状態で戻ってきたことが今回のレースにしっかり表れていました。春先より逞しくなりましたが、まだ伸びしろのある馬だと思うので、いずれは大きなところを狙える馬に育てていきたいですね。この後は無理をせず、一旦牧場へ戻して馬体のケアを行ってもらいます。次走の予定につきましては、放牧先で状態を確認しながら検討していきたいと思います」

 

気分爽快、快勝でしたね。この週の阪神芝1,600㍍戦は土日計で4鞍あって、その中で唯一追い込んで勝ったのがインディチャンプでした。同条件で行われた朝日杯FSを見てもわかる通り、前残り傾向の強い馬場だったと思います。その中で上がり3Fは最速の33.2秒、根幹距離では決定的ともいえる3馬身差…これはちょっと夢見ちゃいますね。

今後についてはネット上でも話題になっています。復帰戦については東京新聞杯、来春の最大目標については安田記念大阪杯を推す声が多い印象です。個人的には1,600㍍だけではなく、2,000㍍までをベストとするような馬に育ってほしいと思っています。欲を言えば2,400㍍も(笑)。

ローテーション的には【東京新聞杯】→【ドバイターフ】→【安田記念】。大阪杯ももちろん魅力的なんですが『世界』って言葉には弱いので、チャレンジしてほしいなぁ。願望だけなら自由ですよね。

 

シルクホースクラブHP掲載の情報であり、転載許可を得ています。