左前膝に骨軟骨腫が見つかり、療養中のベイステート。その後、どうなったのか。4月の近況報告です。
ベイステート
父/シルバーステート
母の父/Broken Vow
性齢/牡2歳
2023.04.01 近況
在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「その後は左前膝の状態や体調面は安定していましたので、先月中旬からウォーキングマシンでの30分の運動を開始しています。1週間後には60分まで運動時間を延ばしましたが、大きな変化もなく順調に進めることが出来ています。馬の様子を見る限り、飼い葉をよく食べて元気一杯の様子ですが、これまであまり見られなかった症例だけに、今後も体調の変化には十分注意しながら立ち上げていく方針です。一息入ってさすがに馬体は緩んでしまったものの、運動開始後は徐々に筋肉が戻ってきていますから、今後も獣医師と相談しながら負荷を強めていくタイミングを見計らっていきたいと思います」馬体重493kg
手術時の麻酔との相性が悪かったのか、筋肉に炎症を起こして覚醒が上手くいかず…。そんな状況から少しずつ快方に向かっているようです。珍しい症例だったようだし油断はできませんが、一時の危機は脱したんじゃないかなって思います。
思わぬ遠回りになってしまいましたが、ここで焦りは禁物。コメントの感じからすると、そのあたり大丈夫そうかな。スタッフの皆さん、よろしくお願いします!
そうそう、かつての出資馬インディチャンプも脚元不安で入厩が遅くなっちゃったんですよねぇ。それでもあれだけ活躍してくれたわけで。ベイステートにとって今は苦難の時だけど、その先には明るい未来が待ってるはず。偉大なる先輩に続けると信じて待つのみです。