先日、初の関西遠征、初のダート戦、初の1400㍍戦に挑戦したラパンラピッド。遅くなりましたがレース後の更新情報です。
ラパンラピッド
父/ルーラーシップ
母/クードラパン
母父/ダイワメジャー
性齢/牡3歳
所属/美浦 武井亮厩舎
2023.03.13 レース結果
3/12(日)阪神5R
3歳1勝クラス〔D1,400m・16頭〕
8着[8人気]
内枠からスタートは決めますが、押しながら中団を追走します。徐々にポジションを下げてしまいますが、直線では盛り返して初めてのダート戦は人気通りの8着で終えています。
武井亮調教師「初めての距離でしたから少し忙しかったことはあるものの、勝負所では厳しいかなと思った位置から最後は良い脚を使ってくれましたね。初めてのダート戦ということを考えると決して悲観する内容ではなかったと思います。騎乗した斎藤新騎手のコメントは『キックバックを嫌がって少しずつポジションが下がってしまい、加えて距離にも戸惑っている感じでした。ただ、ダートの走り自体は良かったですし、慣れてくればこの距離でも問題ないかと思います。このクラスは突破できる馬のように感じました』ということですから、感触としては悪くなかったみたいですね。しかし、レース後の馬体を確認すると右前を落鉄していました。どうも綺麗に落ちた訳ではなく、釘を踏んでしまったのか血が滲んでいましたし、跛行気味だったのでレントゲン検査を行いましたが、傷口を見るとかなり砂が入っているようでした。洗浄して痛みが出ないように治療してはいるものの、トレセンへ戻ってからもよく経過を観察いたしまして、問題無いのを確かめてから一旦牧場へお戻しさせていただきます」
2023.03.15 所有馬情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:軽めの調整
次走予定:未定武井亮調教師「レース中に負傷した右前蹄については、競馬後に鎮静をかけて洗浄し、抗生剤で対応したことで、月曜にはそれほど痛みは無く大丈夫そうでした。ただ、火曜には痛みが出てきてしまったことから、獣医師に状態を確認してもらったところ、蹄の内部に空洞が出来ており、そこに膿が溜まってしまっているということでした。治療としては継続して、患部の洗浄と抗生剤、消炎剤の投与を行っています。今日もまだ痛みがあり、傷口からは膿も出ているので、良くなるにはもう少しお時間をいただくことになりそうです。もうしばらく治療を続け、患部の状態が安定すれば、一旦放牧に出させていただく予定です」
道中少しずつポジションが下がってしまって、直線を向いた時にははるか後方の位置取り。正直、惨敗も覚悟してました。砂を被るのを嫌がったらしくて、このあたりは初ダートの洗礼なんでしょうね。でも、これで終わらなかったのがラパンラピッドの偉いところ。じわじわと追い上げて、8着に入線してくれました。どうなることやら…の状況から一転、目処が立つ内容にホッとしました。
ところが、ところがですよ!
レース中の落鉄に不運が重なって、蹄を負傷してしまいました。う~んコメントを読んでるだけでも痛い。今後の競走生活に影響を及ぼさないといいな。今はただ治癒を祈るばかりです。スタッフの皆さん、よろしくお願いします!
元気になって戻っておいで。