出資馬のソワドリヨンが、夏の福島開幕週に登場。というわけで昨年夏のラパンラピッド以来、1年ぶりに出資馬のライヴ観戦をしてきました!
ソワドリヨン
父/ハーツクライ
母/ルシルク
母父/Dynaformer
性齢/牝3歳
2023.07.02
レースレポート
7月2日(日) 福島3R 3歳未勝利(牝)
芝2000m 北村宏司(54.0kg) 1着 8人気
北村宏司騎手「今週の追い切りでソワドリヨンが併せた馬に乗っていてコンディションの良さは感じていました。ただ、精神的にまだ不安定な部分があるようで、今日も馬場入りではソワソワして不安そうにしていました。レースはスムーズに進められていたのですが、向こう正面から手応えにはあまり余裕がなくて、エネルギー消費を節約しながら乗っていました。直線に向いてからは一生懸命に走ってくれましたし、ゴールした瞬間は勝ったか負けたか分からなかったのですが、届いてくれて本当に良かったです」
馬体重は前走から10kg減の464kg。ただパドックでは柔らかい歩様でリズム良く周回していましたし「細くなった」というよりは「きっちり仕上げてきた」って感じでした。
開幕週で後方寄りの位置取りだし、3コーナー付近から仕掛けても反応はひと息だし、直線を向いた時点で前には届きそうにもないし、そうこうしてるうちに後ろから厳しい追撃を食らっちゃうし…。もうダメだって思いました。でも、そこからが凄かったです。並ばれてからもうひと伸び。抜群の勝負根性を発揮してくれました。特にラスト100㍍の末脚は本当に鮮やか。爽快でしたね。
ゴール板近くで見てたけど、差し切ったのかどうか…正直よくわかりませんでした。それでも口取りのため集合場所に向かうと、ソワドリヨンに出資されてると思しきスーツ姿の方が何人かいらっしゃいました。一緒にスロー再生を見て、差し切ってることを確認して大喜び。本当、嬉しかったなぁ。
この日は35℃に迫る猛烈な暑さ。レースを終えるとみんなシャワーを浴びるんだけど(福島競馬場の場合、裏口からウイナーズサークルに向かう途中にありました。口取り当選した人だけが見られる特権です♪)、勝ったソワドリヨンは口取りがあるからお預けになってたのかな?手綱を取った北村宏騎手が、そんなソワドリヨンを気遣っていたのも印象的でした。これまであんまり縁のなかった騎手でしたが、ちょっと…いやだいぶ見方が変わったかも。
わずかハナ差の勝利、でも着差以上に大きな1勝でした。関わるすべての人に感謝したいです。ありがとうございました。ソワドリヨンとの日々はこれからも続いていきます。
⇧パドックでの一枚。日陰だしメンコ越しなのでわかりづらいけど、可愛らしい瞳をしてるんですよねぇ。
激走、お疲れさま。ゆっくり休んで、次に備えてね。