1/27㈯に待望のデビューを迎えたベイステート。ずいぶん時が経ってしまいましたが、はたして結果はどうだったのでしょうか?
ベイステート
父/シルバーステート
母の父/Broken Vow
性齢/牡3歳
2024.01.27
1月27日(土)
京都4R 3歳新馬(混)ダート1400m
岩田望来(57.0kg) 15着 3人気
岩田望来騎手「調教で乗せていただいた際は、馬体に余裕がありながらも良いスピードを見せていましたし、背中の良い馬だと感じていたので、レースでも良い走りを期待していました。ゲートの出はお世辞にも速かったとは言えないものの、先行グループについていくことが出来ましたし、3コーナーを回るところまで良い形で進めることが出来ていました。ただ、4コーナーを回って直線に向いたところで、左トモを落としてバランスを崩してしまいましたし、直線半ばとゴール手前でも左トモを落とす場面がありました。まだ緩いことと、体に余裕があって苦しくなったことで踏ん張り切れなかったのかもしれません。レース内容は悪く無かったですし、使っていけば良くなってくる馬だと思います」
2024.01.31
在厩場所:栗東トレセン
清水久詞調教師「追い切りを重ねていくにつれて動きは良くなってきていましたが、心身共に幼い部分を残している馬なので、使いつつ良くなっていく馬だと思っていました。最終追い切りでは水準以上に動くことが出来ていましたし、良いスピードを持っている馬なので、初戦はD1,400m戦を使わせていただきましたが、3コーナーを回るところまで理想通りの形で進めることが出来ました。ただ、直線に向いた瞬間にジョッキーが後ろを振り返るぐらいガクンとトモを落としてしまいましたし、その後も2度同じようにトモを落としてバランスを崩していましたね。ペースはそこまで速くはなかったですが、馬群の中でプレッシャーを受ける厳しい形でしたし、最後は苦しくなってトモが動き切れなかったのでしょう。ジョッキーも素質は感じていましたし、使いつつ中身が良くなれば、最後まで良い走りを見せてくれるようになると思います。レース後は特に気になるところは見られないので、このまま問題なければ続戦する方向で考えています」
パドックを見た時に、なんとなく緩いかも…と思いました。ただ馬体のバランスや歩様なんかは良く見えましたし、解説者の方も良く見える馬の1番手にベイステートを挙げてくれてました。なので期待感たっぷりだったんですが…。
結果はまさかのブービー15着。スムーズに先行したものの見せ場はそこまで。4コーナーを過ぎたあたりからズルズルと後退してしまいました。
着順だけを見ると、ほろ苦いデビュー戦。でも個人的にはそこまで悲観的な気持ちでもないんです。敗因がはっきり(何度かトモ落としたみたい)してますし、走りきれる体力さえ整えば、十分に戦えるんじゃないかなって思ってます。
嬉しいことに続戦してくれるみたいですし、ここから上がってくだけです。スタッフのみなさん、ベイステートをよろしくお願いします!
岩田望来騎手もお疲れさまでした。