ちょっと遅くなってしまいましたが、先週末の淀屋橋Sに出走したラキエータの更新情報です。
ラキエータ
母/ウィルパワー
母の父/キングカメハメハ
性齢/牝5歳
2024.03.16
3月16日(土)
阪神10R 淀屋橋ステークス(混)
芝1200m 武豊(56.0kg)2着 5人気武豊騎手
「プラス12kgではあったものの、決して体は太くは無かったですし、この馬にとっては良い方へ作用したのではないでしょうか。レースも特に注文を付けるところは無くて、非常にスムーズに運べました。あと一歩のところでしたから勝つことが出来れば良かったものの、このクラスでも十分通用する馬です」
調教助手
「調教でもしっかりと動けていましたし、体もふっくらと見せていましたから、良い仕上がりでレースへ臨めたのかなと思います。内枠から上手く立ち回って一瞬勝てるかなと思いましたが、最後は決め手のある馬にやられてしまいましたね。これまでの成績から坂が有るところではワンパンチ足りない印象だったものの、こうして阪神でも結果を残せたのは収穫ですし、武豊騎手との相性もバッチリですね。ジョッキーも『また是非乗せてください』と言っていたくらいですので、それだけこの馬のポテンシャルをかってくれているのでしょう。詰めて使うよりは心身共にリフレッシュさせつつ使っていった方が良いタイプですので、直接ノーザンファームしがらきへ放牧に出させていただきました」
2024.03.22
在厩場所:ノーザンファームしがらき
調教主任「レース後はそのままこちらへ戻ってきましたが、これと言ったダメージはありませんでした。馬体はそこまで萎んでいませんし、この感じであればすぐ立ち上げていけそうです。この後は一旦ノーザンファーム空港へ移動させて、夏の北海道シリーズを使っていく方向で音無秀孝調教師と打ち合わせています。馬体重は430kgです」
+12kgでの出走でしたが太くは見えませんでしたし、力の出せる仕上がりだったと思います。このあたりの調整の上手さはさすがですね。しがらきと厩舎の連携がしっかりしてるんでしょうね。
実戦ではスタートを決めて好位からの競馬でした。折り合いもついてスムーズな追走ができましたし、直線での内から外への切り返しもお見事。武豊騎手が完璧な騎乗を見せてくれました。残念ながら勝ち馬ソウテンの末脚に屈しましたが、ラキエータ自身も最後まで脚を伸ばしていましたし納得、大満足の2着です。なにより現級でも戦える目処が立ったのは大きいです。
さぁこれから!…と思ったら残念ながら放牧に出てしまいました。どうやら次は夏の北海道シリーズみたいです。毎年参戦してるのでって驚きはないんですが、次戦は早くて6月の函館なんですよね。う〜ん寂しい。