【回顧】
先手を主張する馬がおらず、これまで逃げたことがないサラキアが押し出されるようにハナへ。当然ペースは上がらず5F通過は63.9秒の超スロー、この時点で勝負の行方は先行勢に絞られてましたね。この日の東京って雨のせいなのか、先週までのような前が絶対有利の馬場ではなかったように思います。実際8R、10Rでは差し、追い込みが決まっていましたし。遅いとわかっていながら仕掛けがなかったのは、そうした当日の馬場傾向の変化が騎手の心理に影響を与えたのかもしれません。焦らなくても届く、みたいな。でも、いざ蓋を開けてみれば上がり3Fは32.9秒。これでは前が止まらなくて当然ですね。少なくとも今回のエプソムCに限ってでいえば、馬場傾向よりも心理的な要因による前残り決着なのかなって思いました。もちろん、緩んだ馬場の巧拙の差もあったが…。
勝ったレイエンダも2着のサラキアも、展開の利があったことは否めません。ただ、両馬とも3歳時にはクラシック級の期待もされ、その素質の片鱗を見せてきた馬。近走は不振に陥っていましたが、今回の結果が復活の足掛かりとなる可能性は十分にあると思います。真価を問われる次戦が楽しみです。3着ソーグリッタリングはよく差を詰めてきましたが、今回の流れではここまでで精一杯。ただ重賞でも通用することがわかりましたし、もう少し流れる展開ならさらに…でしょうね。◎アップクォークはスタートで終わってしまいました。参考外でいいと思います。
【買い目】
馬連 ⑤⑭③⑨⑦
馬連 ⑤ー⑧⑫
3連複 ⑤ー⑭③⑨⑦⑧⑫
計2,700円
※買い目はALL100円
【収支】
的中なし
▲2,700円（累計 ▲103,940円 → ▲106,640円）
