ちょっと遅くなりましたが…1歳馬恒例、月初めの更新情報です♪
リリーズキャンドルの23 牝1歳
父/エピファネイア
母/リリーズキャンドル
母の父/Style Vendome
美浦/栗田徹厩舎
2024.10.01
在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間は坂路調教を週に4回行っており、そのうち2回はハロン18秒で2本登坂し、残りの2回はハロン18秒で1本登坂しています。それ以外の日には周回コース2,500mを軽めのキャンターで乗り込んでいます。馴致を終えた頃はボテッとした印象の馬体でしたが、最近はだいぶお腹のラインがスッキリしてきましたね。運動をすることで引き締まった面はありますが、一方で飼い葉食いも細くなりやすいタイプなので、もう少し食べられるようになるといいですね。少しカッとしやすい気性ではありますが、柔らかくていいフットワークをしていますし、走っていて芯がしっかりしているのも感じます。これからもいい走り方が出来るように教えながら、背中からトモにかけてしっかり肉を付けていけるように乗り込んで行きたいと思います」馬体重453kg
トレジャーステイトの23 牝1歳
父/インディチャンプ
母/トレジャーステイト
母の父/オアシスドリーム
栗東/奥村豊厩舎
2024.10.01
在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「8月23日にこちらへ移動してきてすぐに皮膚病が出てしまい、少し休ませたことでお腹がボテッと映りましたが、日々の運動で幾らか解消されてきました。馴致も問題無く進めることが出来ていましたので、コースでの乗り運動を開始しています。この中間は週2回周回コース1,800mでキャンターを行い、それ以外の日は、周回コース2,400mでキャンターを行っています。まだ馬体に緩さがありますが、背中の感じは良いですね。ただ、緩さのせいか、体を上手く使い切れていない部分がありますので、現状はただ走っているだけという感じです。この後は坂路コースでも乗り込みを行う予定ですから、坂路の傾斜を利用してトモを中心に体の使い方を教えていきたいですね。気性面は、気難しさを見せつつありますが、理解するとすぐに受け入れてくれますし、初めて周回コースで乗った時も全く動じず乗り手に意識が向いた良い走りでした。基本的に賢い馬ですし、これが競馬でいい方向に出るようにしていきたいですね。今のところ脚元は問題無いですから、この調子で乗り進めながら体を上手く使えるようにしていきたいと思います」馬体重460kg
この時期の1歳馬は『順調かどうか?』が大事なポイント。動きの良し悪しやペースの早い遅いよりも、まずは頓挫なく…です。そういう意味では2頭とも合格点です♪
リリーズキャンドルの23はこれまで抽象的なコメントが多かったんですが、今回の更新では具体的になってきました。柔らかくていいフットワークだとか走っていて芯がしっかりしてるなんて言葉にはテンションが上がっちゃいますね。坂路調教も始めてますし育成のペースも早い方なんじゃないかな♪ あとはカイバ食い。これから負荷を強めていっても耐えられるように、しっかり食べてもらえたら。
トレジャーステイトの23は移動後に皮膚病を発症したようだけど、今はもう大丈夫みたい。その後は順調にきていて、たぶん坂路調教も始まってるんじゃないかな♪ 背中の感じは良いとありますし、このあたりはおそらく天性のもの。乗り味の良さは実戦で必ず活きてくると思います。父譲りの気性の激しさも基本的に賢い馬ならうまく闘争心へと昇華してくれるはずです。
これからも2頭揃って順調に進めてもらえたら。スタッフの皆さん、よろしくお願いします!