⇧2024年度シルクさんの新規募集記事の第1弾では、出資馬だったインディチャンプの初年度産駒2頭の血統面を主に触れてきました。
第2弾となる今回は、募集馬全ての写真を見て、気になった馬たちを取りあげていきたいと思います♪
と、その前に…。今年のシルクさんの募集馬一覧を見ての第一印象についてです。それは
ここまできたか!
です。
何が?といえばそう、募集価格のことです。全83頭のうち1口10万円以上の馬は実に30頭。ここ数年のセレクトセールの盛況ぶりから値上げ基調なのは間違いない。それなら予算も1口8万円から10万円まで引き上げよう!と計画してたんですが、それじゃ追いつかないくらい、想定の上をいかれちゃいました。この価格帯をペイするにはオープン入りは必須条件でしょうから、これまで以上にしっかりと馬選びしなきゃです。相馬眼が試されますね。
とはいえ単純に値段が上がったわけでもなさそうで、パッと見の印象としては募集額に見合った素質馬も多そうなラインナップに見えました。それだけ期待の持てる馬が揃ったってってことかな。よく見てよく考えて、なんとか良縁に恵まれたいところです。
前置きが長くなってきましたので、そろそろいってみましょう♪
【条件】
- 写真を見て気になった馬
- 募集金額は気にしない
- その代わり全部で選ぶのは10頭まで
- 第一印象を大事にする
- 評価は上から◎◯▲☆の順
⇧こんな感じで選んでいきましょう♪
サラキアの2023
父/エピファネイア
母の父/ディープインパクト
性/牡 毛色/栗毛
生/2月16日 1口/20万円
生産/ノーザンファーム
育成/ノーザンファーム早来
所属/美浦 田中博康厩舎
馬体【◎】
明らかに予算オーバーなんですが、パッと見の第一印象が良すぎました。ひとことで言えば『好み』です。前後バランスが秀逸で体幹が強そう。2番仔の牡馬で馬体重470kg台、管囲20cmオーバーと理想的なサイズ感です。
リリーズキャンドルの2023
父/エピファネイア
母の父/Style Vendome
性/牝 毛色/黒鹿毛
生/3月18日 1口/12万円
生産/ノーザンファーム
育成/ノーザンファーム空港
所属/美浦 栗田徹厩舎
馬体【▲】
スラッと脚が長くて肩まわりやお尻の筋肉のつき方も適度。牝馬だしこれくらいでちょうど良いんじゃないかな。切れる脚を使えそうです。血統的にはマイルでもいけそうだけど、馬体だけ見ると2000㍍超級向きかも。
サラーブの2023
父/サキタサンブラック
母の父/ルーラーシップ
性/牝 毛色/青鹿毛
生/2月11日 1口/10万円
生産/ノーザンファーム
育成/ノーザンファーム空港
所属/美浦 宮田敬介厩舎
馬体【▲】
背腰のあたりを見て『ルーラーシップ』の匂いを感じて、血統表を見たらビンゴでした。パンとするまで時間がかかりそうだけど、上手くスイッチが入れば一気に良くなりそう。牝馬ですが息の長い末脚を武器にするタイプかな。
シャトーブランシュの2023
父/キタサンブラック
母の父/キングヘイロー
性/牝 毛色/黒鹿毛
生/2月26日 1口/20万円
生産/ノーザンファーム
育成/ノーザンファーム早来
所属/美浦 木村哲也厩舎
馬体【◯】
イクイノックスの全妹です。でもそのことを抜きにしても良い馬だなって思いました。纏った筋肉の質も良さげで、現時点で無駄なところがない印象です。ベースが良いのかな。ここから正常進化してくれば楽しみです。
ウィクトーリアの2023
父/サートゥルナーリア
母の父/ヴィクトワールピサ
性/牡 毛色/青鹿毛
生/3月17日 1口/12万円
生産/ノーザンファーム
育成/ノーザンファーム早来
所属/美浦 宮田敬介厩舎
馬体【◎】
走りそうな雰囲気がプンプン漂ってきます。青鹿毛だから見栄えするんだろうけど、その分を差し引いても良く見えます。481kgで管囲21.1cmと十分なサイズ感で、写真よりも実物を見たらもっと良く見せるタイプだと思います。
アンティフォナの2023
父/キタサンブラック
母の父/Songandaprayer
性/牝 毛色/鹿毛
生/2月1日 1口/12万円
生産/社台C白老ファーム
育成/ノーザンファーム空港
所属/栗東 斉藤崇史厩舎
馬体【☆】
まだ緩さたっぷりの馬体で特に腰のあたりに甘さを感じますが、四肢のバランスは良く見えます。一本芯が入ってくれば走ってきそうです。距離に限界はありそうですが、キタサンブラック産駒の短距離型ってちょっと楽しみかも。
グラマラスライフの2023
父/モーリス
母の父/ハーツクライ
性/牝 毛色/鹿毛
生/2月17日 1口/5.6万円
生産/社台C白老ファーム
育成/ノーザンファーム空港
所属/栗東 斉藤崇史厩舎
馬体【▲】
バランス良くまとまった馬体で、モーリス産駒特有の野暮ったさみたいなものが抑えられてるように感じます。これが吉と出るか凶と出るかですが、個人的には好みな馬体です。硬そうに見えるので、動画での確認必須かな。
サロミナの2023
父/キズナ
母の父/Lomitas
性/牝 毛色/青鹿毛
生/1月23日 1口/16万円
生産/ノーザンファーム
育成/ノーザンファーム早来
所属/栗東 池添学厩舎馬体
【◯】
高齢の域に入ってきた母ですが、相変わらず馬っぷりの良い仔を輩出してきますね。大柄で牝馬とは思えない力強さを感じます。その反面甘さも残りますが、ここから良くなってくるのがこの血統のパターンなので心配ないかな。
ミスセレンディピティの2023
父/サートゥルナーリア
母の父/Not for Sale
性/牡 毛色/鹿毛
生/1月20日 1口/10万円
生産/ノーザンファーム
育成/ノーザンファーム空港
所属/栗東 寺島良厩舎
馬体【◯】
端正に整った馬体からベースの良さが伝わってきます。筋肉の質感とかはまだまだ子どもっぽいけど、それだけ鍛えがいがあるタイプなんだと思います。馬体重488kg、管囲20.9cmとサイズもしっかりあるので完成形が楽しみ。
キラモサの2023
父/コントレイル
母の父/Alamosa
性/牡 毛色/黒鹿毛
生/1月27日 1口/16万円
生産/ノーザンファーム
育成/ノーザンファーム空港
所属/栗東 高野友和厩舎
馬体【◯】
コントレイル産駒の中ではこの馬が一番好み。父とはあまり似てませんが四肢のバランスや力強さなんかいい感じです。5代内にクロスがないので健康面でのリスクも抑えられていそうで、これは厩舎的にも良い材料なのでは。
ラッドルチェンドの2023
父/コントレイル
母の父/Danehill Dancer
性/牝 毛色/鹿毛
生/4月10日 1口/12万円
生産/ノーザンファーム
育成/ノーザンファーム空港
所属/栗東 福永祐一厩舎
馬体【▲】
コントレイルに福永厩舎ですから、期待値としてはこっちなのかな。429kgと小柄ですがフレームがしっかりしているのでそれ以上に大きく見せます。伸びしろも大きそうでこれからどんどん変わっていきそう。動画も気になります。
ジャムアンドマムの2023
父/St Mark's Basilica
母の父/Invincible Spirit
性/牝 毛色/鹿毛
生/2月12日 1口/6万円
生産/レイクヴィラファーム
育成/ノーザンファーム空港
所属/栗東 高橋一哉厩舎
馬体【☆】
コンパクトにまとまった馬体で大物感はないんですが、バランスが整っていて身のこなしが柔らかそう。見た目以上にパンチ力がありそうなタイプなんじゃないかな。もうひと回り大きくなってくれたら。血統も魅力的です。
最後に…シード枠の2頭です♪
ソーディヴァインの2023
父/インディチャンプ
母の父/キンシャサノキセキ
性/牡 毛色/鹿毛
生/4月2日 1口/7万円
生産/ノーザンファーム
育成/ノーザンファーム早来
所属/美浦 林徹厩舎
馬体【▲】
馬体重464kg、管囲19.5cmと必要十分なサイズです。尖ったところがなく、いい感じにまとまった馬体をしています。ちょっと気になるのはつなぎの角度。立ち気味かもしれません。このあたりは動画で要確認ですね。
トレジャーステイトの2023
父/インディチャンプ
母の父/オアシスドリーム
性/牝 毛色/鹿毛
生/1月30日 1口/7万円
生産/ノーザンファーム
育成/ノーザンファーム早来
所属/栗東 奥村豊厩舎
馬体【◯】
毛色や四肢の雰囲気とかインディチャンプににてますね。もうそれだけでテンション上がっちゃいます。ポッチャリしてて緩々ですが、四肢のバランスは悪くないですし、鍛えていけば締まってきそう。今後の成長が楽しみ。
というわけで気になる馬たちを挙げてみました♪情報に間違いがあったらご愛嬌ってことで。
次は動画編だ!