同日出走のもう1頭は3歳牝馬のラキエータです。不可解な敗戦となった前走から立て直しを図って迎える復帰戦でした。
ラキエータ
性齢/牝3歳
母/ウィルパワー
母の父/キングカメハメハ
2022.07.04 レース結果
7/2(土)函館9R 長万部特別〔芝1,200m・14頭〕優勝[9人気]
五分のスタートから好位の一角で流れに乗ります。3コーナー付近で手応えよく先団に並びかけていくと、最後の直線コースでは後続の猛追を凌いで、函館の地で嬉しい2勝目を飾っています。
音無秀孝調教師「おめでとうございました。前回、鞍を着けたあたりから急にテンションが高くなってしまいましたから、担当者にはその点に注意するように伝えていました。私は小倉競馬場に臨場していたので、モニター越しから様子を窺っていましたが、パドックではやや気持ちが入っていたものの、発汗もなくまずまず落ち着いていましたね。ジョッキーには『出たなりの位置で上手く脚を溜めて欲しい』とオーダーしていましたが、理想的なレース運びで、仕掛けるタイミングも絶妙でしたね。レース後、武豊騎手は『小柄な割にはバネの利いた良い走りでしたし、勝負どころの手応えは抜群に良かったので、早めに動いていきました。最後は詰め寄られましたが、何とか凌いでくれましたね』と喜んでいました。レース当該週の追い切りはもう一つ動き切れなかったですが、あの時は馬場が悪かったことに尽きますし、実戦の芝なら多少馬場が悪くなってもこなしてくれると思っていました。そして、ゲートインするまで落ち着いていれば、あっさり勝ち上がっても不思議ではないと思っていましたが、函館に連れて行った甲斐がありましたね。次走の予定については、レース後の状態をよく確かめた上で、相談させていただきます」
ラキエータ&武豊騎手がやってくれました!大外枠の不利もなんのその、堂々たる勝ちっぷりで2勝目ゲットです。そして今年初の出資馬の勝利でした。いや~長かった(汗)。
パドックの様子。馬体重は412kgで前走から+2kg。少しでも増えたのは明るい材料ですね。また前走ほどテンションが上がらなかったのも、滞在効果なのかな。
レースではスタートも決まって、好位をがっちりキープ。いいかたちで進められました。4コーナー~直線入口にかけて馬なりのまま進出していく場面は、何度見ても爽快です。それにしても9番人気とは…意外でした。
412kgと534kg、122kg差対決。サトノレーヴの急追にはヒヤッとさせられましたが、アタマ差なんとか凌いでくれました。『粘れ、粘れ!』って叫んでました。
好騎乗の武豊騎手。さすがの判断で勝利に導いてくれました。
半兄インディチャンプと比べて、レース後の眼差しには優しさを感じます。瞳が大きくて可愛らしいです。
やっぱり嬉しい記念写真。いつか口取りに参加したいなぁ。