POG2022~23シーズンが開幕して、もうすぐ１ヵ月。今かいまかと待っていたのに、始まってしまえば本当にあっという間です。例年なら指名馬のうち１、２頭がデビューするかしないかくらいの時期なんですが、今年はどういうわけか指名馬が毎週のように出走しています。というわけで６月に出走した指名馬たちをふり返っていきましょう！
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エゾダイモン 牡
・父／ハーツクライ
・母／メジロツボネ
・母の父／スウェプトオーヴァーボード
※netkeibaPOGで指名
6/4（土）東京５R 新馬戦 芝1600㍍
武豊騎手 ２番人気４着
マイルは忙しいかなぁ…と思っていたんですが、道中ペースが落ち着いたこともあって、案外スムーズに追走できてたと思います。ただ直線に向いて、いざ追い出してからが案外でしたね。まだ力をつけきっていないせいなのかな。勝負どころでスッと反応できませんでした。それでも素質の一端は見せてくれましたし、この経験を次に活かしてもらえたら。
マローディープ 牡
・父／スクリーンヒーロー
・母／モルジアナ
・母の父／Dubawi
・所属／美浦 木村哲也厩舎
6/5（日）東京６R 新馬戦 芝1400㍍
Ｃルメール騎手 ５番人気14着
気持ちが走る方向に向いてないetc.戦前から雲行きが怪しくはあったんですが、それにしても負けすぎでしたね。後方待機から直線も伸びる気配が見られず、惰性で流れ込んだだけ。ちょっと時間がかかりそうかな。ただ、半姉のコラリンそっくりな塊感のある馬体には素質を感じますし、きっかけさえ掴めれば。内面の成長を待ちたいと思います。
ファントムシーフ 牡
・父／ハービンジャー
・母／ルパンⅡ
・母の父／Medaglia d'Oro
和田竜騎手 １番人気１着
素質馬揃いの一戦でまさかの１番人気。過剰人気かも…なんて思いましたが、杞憂でしたね。道中の行きっぷり、抜け出す時の手応え、抜け出してからの末脚と三拍子揃った危なげない勝利でした。距離は2000㍍以上あっても良さそうだし、王道のクラシック路線を歩んでもらえたら。この馬の勝利によって、POGが一気に楽しくなってきました。
グラニットピーク 牡
・父／ダイワメジャー
・母／トレジャーステイト
・母の父／Oasis Dream
・所属／美浦 林徹厩舎
6/19（日）東京５R 新馬戦 芝1600㍍戦
Ｃルメール騎手 ３番人気10着
後方待機から流れ込んでの10着。ざっくり言えば前述のマローディープと同じような競馬でした。一瞬の切れよりも長く脚を使うタイプっぽいので瞬発力勝負は分が悪かったですね。ペースにもよるけど、先行策から抜け出すかたちが理想かな。案外ダートも良さそう。能力は秘めていそうですし、成長を促しながら立て直してもらえたら。
ジュドー 牡
・父／モーリス
・母／パンデイア
・母の父／ディープインパクト
6/26（日）東京５R 新馬戦 芝1600㍍戦
岩田望騎手 ２番人気７着
好位を進んで、直線でも一瞬オッと思わせる場面もあったんですが…ラスト200㍍で後れを取ってしまいましたね。やっぱりちょっと重かったのかな。ただ叩いて良くなるモーリス産駒って感じもしたし、負けたけど手応えを掴めた敗戦だと思います。でも放牧なんですよね。なんともないようなら連戦してほしかったな。気長に復帰を待ちたいと思います。
