from1987

一口馬主やPOG、レース予想など競馬の話題を中心に、自由気ままに綴ります。なお、一口馬主関連の記事はシルクホースクラブのHPに掲載されている情報であり、転載の許可を得ています。

【POG2022~23シーズン注目馬】モーリス産駒編

【モーリス産駒】

初年度産駒からGIスプリンターズSを制したピクシーナイトをはじめ、4頭の重賞勝ち馬を輩出しているモーリス。種牡馬として順風なスタートを切ったかに見えましたが、2年目となる現3歳世代はやや苦戦中です。ただ本領発揮は秋以降~古馬になってから…というタイプも多そうだし、これから巻き返してくるんじゃないかなって思います。ボリューム感のある馬体で一瞬の切れよりも長く良い脚をタイプが多く、適性距離は配合相手次第で変わる印象があります。POG的には仕上がり早のタイプを狙うのがいいのかな?

 

厳選1頭目 フロムナウオン

・母/アドマイヤキュート

・母の父/キングカメハメハ

・生産/安平 ノーザンファーム

・性/牡、毛色/鹿毛、生/2月18日

・所属/美浦 手塚貴久厩舎

母はダート中距離で3勝を挙げた後に繁殖入り。仔出しが良くここまで毎年産駒を送り出しています。先日2勝クラスの秩父特別を勝ったスペシャルドラマ(父エピファネイア)が出世頭です。5番仔にあたる当馬が初の大物となるか注目です。伯父には朝日杯FSNHKマイルのGⅠ2つ含む重賞5勝のグランプリボス。ゴロッとした体つきは適度に緩さを感じさせますが、四肢のバランスが整っていて芝でもダートでもいけそうな雰囲気があります。

 

厳選2頭目 エピメテウス

・母/リングネブラ

・母の父/ハーツクライ

・生産/安平 ノーザンファーム

・性/牡、毛色/鹿毛、生/3月4日

・所属/美浦 堀宣行厩舎

祖母Uanmeは米ダートGⅢ重賞勝ちで、母は芝の中距離で3勝を挙げています。伯母にはPOGで人気を集めたミクロコスモス(GⅠ阪神JF3着)、叔父には10歳までタフに走り抜いた個性派のウェスタールンド(GⅢアンタレスS)。様々なタイプが出ている母系はこれから大きく広がっていきそうです。500kg超級の巨漢で力感漲る立ち姿は、いかにもモーリス産駒って感じがします。体格的に仕上がるまで時間はかかりそうだけど、秋くらいにデビューできれば。

 

頭目お気に入り枠 デューデッド

・母/デニムアンドルビー

・母の父/ディープインパクト

・生産/安平 ノーザンファーム

・性/牝、毛色/鹿毛、生/4月6日

・所属/栗東 友道康夫厩舎

現役時代好きだったデニムアンドルビーの初仔です。結局GⅠを勝つことはできなかったけど3歳春からずっと応援してて、ジャパンC宝塚記念の2着はいい思い出です。デビュー当時、父ディープインパクトと母父キングカメハメハは夢の組み合わせって言われてたんですよねぇ。う~ん懐かしい。初仔のわりに馬格がありますし、全体の雰囲気も良さげです。モーリスというより母系が出た感じかな。スラッとしていてゴツすぎないのが『〇』です。