from1987

一口馬主やPOG、レース予想など競馬の話題を中心に、自由気ままに綴ります。なお、一口馬主関連の記事はシルクホースクラブのHPに掲載されている情報であり、転載の許可を得ています。

【POG2022~23シーズン注目馬】エピファネイア産駒編

エピファネイア産駒】

初年度産駒からデアリングタクト、2年目の産駒からエフフォーリアを輩出し、種牡馬として順風満帆なスタートを切ったエピファネイア。3年目になる今シーズンもサークルオブライフが阪神JFを制覇しており、3世代連続でGIホースの父となっています。自身の成功によって、存続の危機にあったシンボリクリスエスの父系を繋いだのも大きな功績です。

産駒の成功パターンとされるのが『サンデーサイレンスの4×3』。サンデーサイレンス系の繁殖牝馬は孫世代が主力になってきて、この黄金クロスを作りやすい環境なのも追い風になっている感じですかね。生まれた時代、運の良さも成功するためには大事な要素なんでしょうね。今後もトップサイヤーとして走り続けるんじゃないかな。

 

 

厳選1頭目 シャレードスマイルの2020

・母/シャレードスマイル

・母の父/ステイゴールド

・生産/安平 ノーザンファーム

・性/牡、毛色/青鹿毛、生/3月10日

・所属/ ?

祖母ジョコンダⅡから広がりつつあるファミリーで、伯父にGI2勝(宝塚記念香港ヴァーズ)のサトノクラウンがいる血統です。母は4戦して未勝利で、当馬は3番仔。上2頭が中央競馬で全く通用していないのは気になりますが、バランスの取れた好馬体をしてますし、これまでのイメージを払拭して考えてもよさそう。左後一白なのも縁起が良いです。オーナーはミッキーの冠名で知られる野田みづき氏。個人馬主さんなので情報が少ないのが難点かな。

 

厳選2頭目 ホウオウヒショウ

・母/キャリコ

・母の父/ディープインパクト

・生産/安平 ノーザンファーム

・性/牝、毛色/鹿毛、生/1月23日

・所属/美浦 奥村武厩舎

祖母モシーンは豪GI4勝。シルクさんではお馴染みとなったお母さんです。その初仔となるのがキャリコで、ひとつ下の全妹が重賞3勝のプリモシーンになります。2020年当歳セレクトセールでは、セリの間もずっと落ち着いていて精神面がしっかりしている印象を受けました。四肢のバランスも良い感じです。母が3歳1月、半兄が2歳12月デビューなので早期から始動するタイプではないかもしれませんが、ポテンシャルは秘めていそうなんですよねぇ。

 

一か八か枠 マキシ

・母/ラキシス

・母の父/ディープインパクト

・生産/安平 ノーザンファーム

・性/牡、毛色/鹿毛、生/3月2日

・所属/栗東 辻野泰之厩舎

母はGIエリザベス女王杯の勝ち馬で、その4番仔になります。上3頭は2戦未勝利、未出走、3戦未勝利(現在進行形)となっていて、やっぱり気になるのは体質面です。スラっと伸びた脚に筋骨隆々な馬体はひとことで言えば「好み」なんですが、この馬も繋ぎの角度がちょっと怖い感じはするんですよねぇ。各種POG本でも取り上げられているように、能力は間違いなくあると思います。なので故障のリスクを許容できるかどうか、だと思います。