美浦入り後ゲート試験に合格したラパンラピッド。その後の近況報告です。
父/ルーラーシップ
母/クードラパン
母父/ダイワメジャー
性齢/牡2歳
所属/美浦 武井亮厩舎
2022.05.04 調教タイム
助手 5/4(水)南W良
69.0- 54.3- 39.3- 12.6[5]馬なり余力
2022.05.04 所有馬情報
在厩場所:美浦トレセン/近日中に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧予定
調教内容:4日に南Wコースで時計
次走予定:未定武井亮調教師「先週の木曜日に石神深一騎手に手伝ってもらい、再度ゲート試験を受けたところ、無事に合格することが出来ました。内容的には入りや駐立には問題なく、1本目の発馬は遅かったものの、2本目で盛り返して何とか合格できた形です。ジョッキーには発馬が遅いということは伝えていたので、準備運動から入念に馬の集中力を上げると共に、2本目までに馬のテンションをギリギリまで高めてくれたことが功を奏し、騎手の腕に助けられた部分は正直大きかったですね。石神騎手は、『運動神経が悪いという訳ではなく、馬が強い扶助や急な動きに対応しなくてはいけないことをまだ分かっていない感じです。角馬場で強い扶助を与えると、前に出るのでなく出口を狙ったりとズルい面がありますが、これから調教で教え込んでいけば、普通に出来るようにはなってくると思います。背中は良いので、心身共に成長すれば走ると思いますよ』と話していました。先週末には坂路コースで併せて時計を出しており、最後まで無理をさせず現状でどれだけ動けるか確認しましたが、道中は併走する形だったこともあり、1本目としては最後まで集中して前向きに走れていましたね。終いは相手が脱落して単走になったので少しフワッとしたものの、それでも最後まで余力を持って真っ直ぐ走れていましたよ。そして、4日には南Wコースで3頭併せでの追い切りを行い、最後はクビほど遅れてゴールしています。今日はコース1本目なので、最後まで馬なりのままで無理をさせるつもりはなかったですし、遅れは気にしなくて大丈夫です。道中は同じくコース1本目の新馬と併走でしたが、ちょうど良い前進気勢で走れていて折り合いも問題あませんし、リズム良く体を使って動けていました。4コーナーでは併走馬が上手くコーナーを回れず、ラパンラピッドにぶつかってきたものの、バランスを崩すことなく走れていましたね。直線では鞍上が促すと、しっかりとギアを上げることができ、掻き込み良く力強い動きが出来ていました。最後はさすがに余力がありませんでしたが、ゴールまで真面目に走れていてメンタルも良さそうです。普通キャンターでも止め際に少し喉がゴロゴロする時があるので、今後も注意していく必要はありますし、道中の息遣いや調教後の息の入りにはまだ良化の余地を残すものの、1本目にしては悪くありません。この後は一旦放牧に出させていただき、牧場での調教具合を確かめながら、デビュー戦をどうするか検討していきます」
2022.05.06 最新情報
いや~なかなかの長文ですね。武井調教師ってサービス精神が旺盛なのかな。出資者としては少しでも情報が多い方が嬉しいしこれはありがたいです。
ただ、問題なのはその内容かなぁ。中でも『喉がゴロゴロする』とあるのはやっぱり気になります。ここまで順風満帆できただけに、その反動で衝撃も大きいというか。大したことないといいんだけど…。ただ、それ以外については概ね良好な感触が伝わってきます。天栄でしっかりケアしてもらって、無事にデビューに辿り着いてほしいな。スタッフの皆さん、よろしくお願いします!