月1恒例、待ちに待った2歳出資馬の近況報告です♪
まずは貴重なハーツクライ産駒、ソワドリヨンから。
ソワドリヨン
父/ハーツクライ
母/ルシルク
母父/Dynaformer
性齢/牝2歳
2022.03.01 所有馬情報在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16秒のキャンター2本、週2回周回コースで軽めのキャンター2,500m、残りの日は軽めの調整担当者「先月と比べて走りのバランスだけでなく、走りの内容も良くなってきました。前ノメりの走り方が改善されてきて、少しずつトモから前脚への連動性が取れるようになってきたように感じがします。ペースをやや速めて調教量を増やしていますが、体全身を使ってリズミカルに走れており、問題なく対応できていますよ。ここ数週間で肩や腰の筋肉が発達してきたように感じますし、馬体重も馬体の変化と共に増加傾向にありますね。調教コースでは、やや前向きさに欠ける面はありますが、先頭に立って走っている時、後ろからテンションの高い馬にプレッシャーをかけられても、動じることもなく自分のペースやフォームを維持する強い精神力があり、これは今後本馬の強みになることでしょう。走り出しの硬さは時期的なものもあってまだ残りますから、引き続き入念に馬体を解してからコースに入れるようにしています。全身を使って走っている割には背中などに疲れは出てきませんし、他の馬に先立って冬毛も抜けてきて体調面はすこぶる良好です。今後も徐々に負荷を高めながら、馬体が細くならないように注意しつつ運動を継続していきます」馬体重473kg
走るフォーム、バランスについてはこの間指摘を受けていた部分ですが、先月あたりから改善が見られる旨のコメントが出ていました。それが今月のところでさらに良いコメントになっていますね。先月が『マイナス』から『プラマイゼロ』なら、今月は『プラマイゼロ』から『プラス』って感じかな。一歩ずつ確実に成長してます。ここまで大きなケガもなく、順調に乗り込めていることも大きいんでしょうね。
調教ペースも先月が坂路で『ハロン16~17秒で1、2本』だったのが『ハロン16秒で2本』ですから、少しずつピッチが上がってきました。同期のなかでもちょうど中間くらいの進度かな。移動はまだ先だろうけど、悪くないペースだと思います。
それから『自分のペースやフォームを維持する強い精神力がある』が今月のパワーワードです。実戦での勝負強さだったり、安定感とかにつながるのかな。これまでの出資馬で精神面を褒められることってあんまりなかったから、今後どんな成長を遂げるのか、楽しみです。