ルシルクの2020にクードラパンの2020。今年の2歳世代は出資馬が2頭います。先日、馬名が発表になって、その翌日には近況も更新されました。ちょっと遅くなってしまいましたが、記事にしていきたいと思います。
まずはルシルクの2020からです。
父/ハーツクライ
母/ルシルク
母父/Dynaformer
性齢/牝2歳
2022.01.31 最新情報
競走馬名が決定しました。
競走馬名:ソワドリヨン
欧字表記:Soie de Lyon
意味由来:絹(仏)+フランスの地名。リヨンの絹。母名より連想
2022.02.01 所有馬情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター1~2本、週3回周回コースで軽めのキャンター2,500m、残りの日は軽めの調整
担当者「先月あたりからハミを頼って前で走る癖が解消されてきて、適度な位置で自らバランスを取れるようになってきましたね。恐らく乗り込みながら体力が付いてきたことが、良い方へ繋がったのではないかと思います。しかし、時期的なこともあって出かけの硬さが増してきていますから、現在は入念に馬体を解してからコースに入れるようにしています。解せば良いキャンターをする馬ですし、ハロン15秒に近いところでもそれなりに良い手応えで上がってこられていますので、近々さらにペースを上げられそうですよ。乗り手の扶助や物事に対する理解も早く、そういったところでは優等生ではあるものの、まだオンとオフの切り替えがスムーズにいかない時がありますし、少し攻めると体がスッキリ映ることがあるので、この辺りを意識しながら引き続き調教を進めていきます」馬体重462kg
無事に名前が決まりました。ソワドリヨン…感覚的ですが、可愛らしい響きでいいんじゃないでしょうか。バネ(瞬発力)を秘めてそうな、そんなイメージがわきます。
最新の情報を見ると、ハミに頼る癖が解消してきているようですね。一歩ずつ確実に前進しています。一方で『硬さが増してきている』ってのはちょっと気になるところ。寒い時期な限定の一時的なものならいいんだけど、長引くのは嫌だなぁ。気をつけて乗ってもらっているようだし『近々ペースを上げられそう』ともあるから、大丈夫かな。
それから乗り手の扶助や物事に対する理解が早いってのはいいですね。学習能力の高さは、成長していく上で不可欠な要素だと思います。育成のペースは標準よりちょっと早いくらいかな。いい感じに進んでますし、このままケガなく冬を乗り越えてほしいな。