昨年はベルエポック(3歳未勝利→繁殖)、モデュロール(3歳未勝利→地方競馬)、インディチャンプ(GⅠ2勝→種牡馬)と3頭の出資馬がターフを去りました。その一方で、今年デビュー予定の2歳世代の出資馬も2頭います。
そのうちの1頭、ルシルクの20の近況報告です。
父/ハーツクライ
母/ルシルク
母父/Dynaformer
性齢/牝2歳
2022.01.03 所有馬情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン16~18秒のキャンター1~2本、残りの日は軽めの調整
担当者「先月の中旬にリフレッシュを挟むと、現在は坂路調教を再開し、リフレッシュ前と同じハロン17秒をベースに、週1回は終いハロン16秒までペースアップしています。以前は時折集中力を欠き、耳を絞りながら走ることがありましたが、そういう面は段々と解消され、さらに集中して走れるようになってきました。また、ハミに頼って前バランスでノメり気味に走るところも、少しずつ改善してきていますよ。ここまで継続して乗り込んでいますが、へこたれることはなく、大きな馬体減もないどころか逆に体調が上向いているようで、厳冬期にもかかわらず、馬体の張り・艶は今までで一番ではないかと思うぐらいです。牝馬としてはタフな方なのでしょう。力はだいぶ付いてきているので、今後は馬自身がしっかりバランスを取って走れるよう、調教で取り組んでいきます」馬体重472㎏
集中力に欠ける&ハミに頼りすぎる。この間、指摘されてきたネガな部分が、少しずつ良い方向へ向かっているようです。ちょっとホッとしました。やっぱり早い段階で改善されるに越したことはないですからね。
それから『牝馬としてはタフな方』というコメントが出てきました。これまでそういう認識はなかったから、おそらく初登場なんじゃないかな。キャリアを重ねていく上で、体質面は本当に重要。どうやらそこはクリアできそうな感じですね。
最新の画像が、これまでの印象とはちょっと違って見えたので、馬体の変化をちょっと並べてみます。
募集時
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8月
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10月
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12月
どうでしょう?正直なところ毛艶は12月が一番イマイチかも。季節的なものもあるんでしょうかね。首から背中、腰にかけての曲線が緩やかになって、競走馬らしい精悍さが出てきたようにも見えます。同時に成長途上な感じもあって、まだまだ変わってきそうです。これからのどんな成長曲線を描くのか楽しみです。