from1987

一口馬主やPOG、レース予想など競馬の話題を中心に、自由気ままに綴ります。なお、一口馬主関連の記事はシルクホースクラブのHPに掲載されている情報であり、転載の許可を得ています。

インディチャンプ、いざマイル!

今週末のマイルCSに出走するインディチャンプ。レース前、最後の近況報告です。



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⇧縁起を担いで、2年前にマイルCSを制した時の雄姿です。

父/ステイゴールド

母/ウィルパワー

母の父/キングカメハメハ

性齢/牡6歳

所属/栗東 音無秀孝厩舎

 

2021.11.15 出走予定

21日(日) 阪神11R

マイルチャンピオンシップ(GⅠ)

福永祐一

 

2021.11.15 調教タイム

助手 11/14(日)

栗坂良 58.8- 43.7- 29.2- 14.5 馬なり余力

 

2021.11.17 出走予定

21日(日)阪神11R

マイルチャンピオンシップ(GⅠ)

〔57 福永祐一

 

2021.11.17 調教タイム

助手 11/17(水)栗坂良

51.8- 37.7- 24.6- 12.7 一杯に追う

イメル(古オープン)一杯を0.2秒追走同入

 

2021.11.18 出走情報

11/21(日)阪神11R 発走15:40

マイルチャンピオンシップ(GⅠ)

〔芝1,600m・16頭〕

57 福永祐一

 

2021.11.18 所有馬情報

在厩場所:栗東トレセン
調教内容:17日に坂路コースで時計
次走予定:11月21日の阪神マイルチャンピオンシップ(GⅠ)〔福永祐一

音無秀孝調教師

「17日の追い切りは、先週と同じパートナーの古馬オープン馬と併せました。早めに並びかけると力みが強くなってしまうことから、先週は2馬身ほど後ろからじっくり追走した分、最後は交わすところまで行かなかったですが、今週は並びかけて交わすところまでしっかり行いたいと考え、1馬身追走する形で行いました。途中から併せて、ラスト1ハロンから追い出しに掛かると、最後まで併走馬に食らいつかれたものの、先週以上に素晴らしい動きを見せてくれましたよ。安田記念以来の競馬ということを踏まえて、しっかりと仕上げたかったので、攻め駆けする馬と2週続けて併せましたが、理想通りに仕上がりました。これまでの実績から、一度叩いてから結果を残す傾向にありましたが、一概に叩き良化型のタイプだとは思っていません。その証拠に、昨年の秋はスプリンターズステークスから始動して、マイルチャンピオンシップに向かう予定だったものの、筋肉痛でスプリンターズステークスを使えず、ぶっつけ本番の形になりましたが、頓挫がありながらも勝ち馬から0.1秒差の2着と好走してくれましたからね。今年の暮れは香港マイルに再び挑戦することから、前哨戦を使わずにマイルチャンピオンシップに向かうことにしましたが、勝ち負けにこだわって悔いのないように仕上げたつもりです。グランアレグリアに加えて、勢いのある3歳馬も出走を予定しているように、昨年以上にメンバーは揃いましたが、インディチャンプも一昨年の春秋マイル王として、3つ目となるGⅠタイトルを獲得したうえで、香港マイルへ向かいたいなと思っています」

 

担当助手

「馬の雰囲気を見て今週ゲート練習を行うか検討していましたが、福永祐一騎手が19日のゲート練習を手伝ってくれることになりましたので、ゲートボーイを想定して行うことになりました。先週の段階ではソワソワしていたものの、徐々に慣れてきましたので、明日も問題なく進めることが出来そうです」

 

 

一昨年のマイルCSは、毎日王冠(3着)を前哨戦にしての叩き2戦目。後に最高の出来だったと音無調教師がコメントしていました。その反動もあったのか、香港マイルでは馬体が細くなってしまい、調整に苦労していた記憶があります。

対する今回は復帰初戦がマイルCS。その先の香港マイルも見据えて前哨戦をパスしてきました。一昨年の経験を踏まえた判断なんでしょうね。ただ、そのことが『マイルCSよりも香港マイルが狙いなのでは?』という周囲の評価につながってる感じもしました。いやいや、そんなことはない…(はず)。師のコメントからは『両方取りに行く』強い意欲を感じました。ここまでインディチャンプを育ててきた陣営には本当に感謝していますし、今回も絶妙の仕上げを施してくれると信じています。

ざっと出馬表を見渡すと、グランアレグリア、シュネルマイスターの2強を筆頭に、かなり手強いメンバーが揃いました。でも、インディチャンプだって負けていない。チャンスはあると思います。

 

当日は現地観戦。おそらく現役のインディチャンプに会うのはこれが最後です。なんかしみじみとしちゃう気持ちもあるんだけど、一方では沸々と燃え上がる気持ちもあったりするんですよね。久しぶりの対面ですからねぇ。声を上げることは慎まなきゃだけど、精いっぱい悔いのないように応援したいと思います。ではでは、いってきます!

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まずは無事に完走を。その上で、あの栄光をもう一度。インディチャンプ、会いに行くから待ってておくれ。