2021年度募集馬(2020年産)全馬満口のお知らせ
通常募集(先着順)で出資お申し込み受付を行わせていただきました「4.サンドクイーンの20」、「13.ゼマティスの20」、「26.カレドニアレディの20」、「39.セラドンの20」、「52.サルタートの20」は満口となりました。
これで2021年度募集馬は全馬満口となりました。ご出資いただいた会員様ならびにご検討いただいた皆様には厚く御礼申し上げます。
なお、新規ご入会につきましては一口以上のご出資が必要となります。全頭満口に伴い資料請求の受付は実施いたしませんので、ご入会をご希望されるお客様は次の機会までお待ちくださいますようお願い申し上げます。
⇧というわけで、シルクさんの21年度募集で残口のあった5頭も、通常募集であっという間に満口になったようです。本当、怒涛の勢いでしたね。
これでシルクさんの募集もひと段落。他のブロガーさんの記事を見ても、話題はキャロットさんの募集に移っているようです。個人的には、出資はシルクOnlyなので、参加の予定はありません。ただ、一口馬主を始める時に最初に申し込んだのがキャロットさんだったので(新規で出資が叶わず、シルクさんとの縁ができました)、そういう意味では親近感があります。毎年エア出資をして楽しんでいるので、今年も検討はしてみようかなって思ってます。
話題は変わって2021年セレクトセールについてです。今年は7月12日、13日の2日間に渡って開催されました。上場馬の父を見ると、1歳世代にはサトノダイヤモンド、サトノクラウン、サトノアラジンにリアルスティールなどの新種牡馬がいて、当歳世代になるとそこにレイデオロ、アルアイン、スワーヴリチャードなどが加わります。ついこの間まで現役だと思っていたのに…なんて時の流れの速さを感じるとともに、新時代の到来もまた、感じずにはいられませんでした。AFTERディープインパクト、AFTERキングカメハメハの熾烈な覇権争いを制し、次世代のエースとなるのは、はたしてどの種牡馬なんでしょうか。興味は尽きませんね。
そしてこのセールでは、シルクさんも何頭か落札しているんです。特に1歳馬は、今年の追加募集でラインナップされる確率が高いと思います。1次募集で満足な結果を得られなかった時のために…と思ってチェックしていました。幸いにも1次募集で予算を使い果たしてしまったので、応募することはなさそうなんですが、せっかく調べたので、この機会に紹介しておきたいと思います。
【初日 1歳馬】
① サルスエラの2020
・牡/青鹿毛/4月19日生
・父/エピファネイア
・母の父/マンハッタンカフェ
・生産/レイクヴィラファーム
・落札価格/4,000万円
母は重賞勝ちのフレールジャック、マーティンボロの半姉で、ヴィルシーナ、シュヴァルグラン、ヴィブロスのGⅠ馬3頭の叔母になります。今回落札した中では、一番好みの馬体をしています。シルク&レイクヴィラファーム、セール落札となるとグローリーヴェイズと一緒ですね。
② ファイナルディシジョンの2020
・牝/黒鹿毛/4月29日生
・父/ロードカナロア
・母の父/Super Saver
・生産/ノーザンファーム
・落札価格/3,000万円
母は半姉にBCフィリー&メアスプリントなどGⅠ3勝の Informed Decisionを持つ良血です。しかも父がロードカナロアなので、短距離特化型かな。適性が「ダート>芝」の可能性もあって、牝馬だと選択肢が限られてしまうかも。4月生まれにしては完成度が高そうなのは◎です。
③ ルミナスハッピーの2020
・牡/栗毛/4月21日生
・父/ハービンジャー
・母の父/アグネスタキオン
・生産/レイクヴィラファーム
・落札価格/1,500万円
GⅢ函館記念を勝ったルミナスウォリアーの半弟です。きれいな栗毛で長めのソックスが特徴です。ちょっと後脚に頼りなさを感じますが、成長とともに解消されるんじゃないかな。高齢の母の仔とあって、牡馬のわりに手頃な落札価格でした。募集価格に反映されたら嬉しいかも。
この他には一度募集予定となりながら、リストから外れてしまったサファリミスの2020(牡、父サトノダイヤモンド)、リアアントニアの2020(牡、父ドゥラメンテ)もいます。なんらかの理由があって候補から外れたわけだけど、2次募集で復活したらかなりの目玉候補になりそうです。
ちなみに当歳セールはというと…
【2日目 当歳馬】
① ミュージカルウェイの2021
・牡/鹿毛/1月18日生
・父/リアルスティール
・母の父/Gold Away
・生産ノーザンファーム
・落札価格/2,500万円
GⅠ2勝馬ミッキークイーンの半弟です。この母の仔はシルク所属でこの馬が3頭目。馴染みのある血統です。セリでは最初の一声で決着がついてしまいました。魅力に感じる人が少なかった?そう思うとちょっと不安ですが、素人目にはそこまで悪くは見えないんですよねぇ。
② プリンセスロックの2021
・牡/鹿毛/1月23日生
・父/モーリス
・母の父/スウィフトカレント
・生産/ノーザンファーム
・落札価格/2,200万円
5代母からGⅢカブトヤマ記念勝ちのタフネススター出ています。正直かなり地味な母系ですが、スクリーンヒーローがそうした血統と好相性だったことから、モーリスにも同様の期待をかけてみるのも一考かな。ゴツゴツとした作りで、将来的にかなりマッチョになりそうな予感がします。
上記2頭を落札してました。来年の募集時にエントリーされるんでしょうかね。出資するかどうかは別として、忘れずに覚えておきたいと思います。