出資馬モデュロールが未勝利脱出をかけて、8/1(日)函館で行われた3歳未勝利戦に出走しました。
2021.08.02 レース結果8/1(日)函館2R
3歳未勝利〔D1,700m・14頭〕
10着[8人気]
チークピーシズ着用。ややモッサリとしたスタートから促しながら中団やや後方を追走します。向正面を過ぎたあたりから押し上げていき、最後の直線で追われますが、ジリジリとしか伸びず後方で流れ込んでいます。なお、「3走成績による出走制限」のため,令和3年10月1日まで平地競走に出走できません。
吉村圭司調教師「短期放牧明けでたが、骨瘤を気にすることなく良い状態で臨むことが出来ました。時計の掛かり易いダート戦なら流れに乗り遅れることはないと思っていましたが、道中の運びを見る限り、まずまずの位置で追走できていましたし、ペースが上がったところでも置かれることはありませんでした。ただ、最後までジリジリ伸びてくれたものの、10着が精いっぱいでしたね・・・。レース後、団野大成騎手にどうだったか確認したところ、『砂を被って一瞬は怯んでしまったものの、すぐに慣れて芝よりも進みは良かったですよ。ペースが上がったところでも置かれることはなかったですし、最後もジリジリと脚を使ってくれましたが、あそこまでで精いっぱいでした』とコメントしていました。この馬なりに力を付けて成長は感じられていただけに、何とか勝ち上がってもらいたかったですが、良い結果を残せず申し訳ない気持ちでいっぱいです」
「3走成績による出走制限」を課され、未勝利戦に出走できなくなったことや、これまでの競走内容を踏まえ、今後について協議した結果、誠に残念ではありますが、このまま引退させることといたします。近日中に抹消の手続きを行わせていただき、5日(木)のサラブレッドオークションに上場する予定です。詳しいご案内は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。
パドックでは適度な気合い。線の細さは残るものの、モデュロールなりに成長を感じさせてくれました。
本馬場入りの時は、祈るような思いでした。
スタートから押っつけ気味。
ここ何戦かはスタートで後手を踏んでいましたし、同じ轍は踏むまい、前につけよう!そんな意思が伝わってきました。道中の追走だってこれまでよりはスムーズでしたし、最後もバテずに伸びようとしてくれました。着順ほど悪い内容ではなかったと思います。
ただ、勝ち上がるまでとなると...時間が足りな過ぎました。
馬房制限の関係もあるから、大所帯となるクラブ所属馬は『出走→短期放牧』でレース間隔が開いてしまいがち。モデュロールのように鍛えながら強く…というタイプには合わなかったのかもしれませんね。
う~ん無念。
幸い、サラブレッドオークションで落札されましたし、このまま順調なら地方に舞台を移して競走生活を続けられそう。出資関係は解消になってしまうけど、応援する気持ちに変わりはありません。晩成型だし、見違えるように強くなって、中央に戻ってきてほしいな。
またいつか、会える日を信じて。