① クアトロマジコ
・母/ミスティークⅡ
・母の父/Monsun
・生産/安平 ノーザンファーム
・性/牡、毛色/鹿毛、生/4月14日
・所属/?厩舎
半姉に🇺🇸GⅠベルモントオークスに挑戦し4着だったジョディーがいます。父がダイワメジャーから変わって、また違ったタイプに出たように感じます。20年1歳セレクトセールでしか見たことはありませんが、馬体のバランスが取れていて、父譲りの切れ味を備えていそう。初年度産駒で6000万の値は、他の新種牡馬を差し置いてNo.1。期待値の高さがうかがえます。
② レディバランタイン
・母/ミリオンウィッシーズ
・母の父/Darshaan
・生産/安平 ノーザンファーム
・性/牝、毛色/鹿毛、生/3月29日
祖母Moonlight's Boxは🇫🇷凱旋門賞など海外GⅠ5勝のバゴ、🇫🇷イスパーン賞などGⅠ2勝のMaxios兄弟を輩出しています。遡るほど名馬に辿り着く名門の母系です。半兄は秋の飛躍が楽しみなマカオンドール。スラッと脚が長い作りは頼りなさも感じさせますが、その反面牝馬らしい切れ味も想起させます。父の仔にしては適性距離は長めで、2000㍍超が良さそう。
① コラムニスト
・母/セヴンゴシック
・母の父/ステイゴールド
・生産/日高 ダーレー・ジャパン・F
・性/牡、毛色/黒鹿毛、生/5月3日
・所属/?厩舎
母方の近親(母にとっての兄)にAfrican Story、父方の近親(父にとっての伯父)にWell Armed。GⅠドバイWC勝ち馬同士の融合が興味深い1頭です。War Front直系の父は、Danzig由来の豊かなスピード能力が魅力。高齢になってきたアドマイヤムーンに替わって、ダーレーの短中距離部門を担う役目もあるのかな。当馬は筋肉質な推進力に優れていそうです。
① ポイズンアロウ
・母/Crosswinds
・母の父/Storm Cat
・生産/米 Hinkle Farms
・性/牡、毛色/栗毛、生/3月31日
BCクラシック、ペガサスWC、ドバイWCと世界の頂点を立て続けに制覇した名馬、Arrogate。早世したため超希少となった産駒から1頭挙げておきます。祖母は🇺🇸GⅠケンタッキーオークス馬。母は優秀な繁殖で、3番仔となる当馬の上2頭はいずれも海外重賞勝ちを収めています。藤沢調教師も手応えを掴んでくれているようですし、6月東京開催デビュー予定です。
① バリトンヴォイス
・母/Miss Kenton
・母の父/Pivotal
・生産/愛 Ringfort Stud Ltd
・性/牡、毛色/鹿毛、生/4月22日
・所属/?厩舎
もう1頭、海外からHighland Reel産駒の紹介です。Galileo直父系が日本の馬場に向いてるとは正直思えないんですが、現役時代好きだった馬の産駒なので、やっぱり応援したくなっちゃいます。日本に血統登録がある初年度産駒の中では、半兄に共同通信杯勝ちのダーリントンホールがいる当馬が一番面白そう。父のようにタフで息の長い活躍を期待したいです。