【回顧】
上がり3Fに10秒台が2回、これを逃げたダノンスマッシュが記録してしまったわけですから、後方待機組には出番がなかったですね。最も遅い上がり3Fでも33.5秒(最下位の☆ドーヴァー)、稍重で勝ち時計1分19秒8、いろんな意味で特異な条件下だったんだなって思います。でもこういう馬場や時計が、今後のスタンダードになっていくのかもしれませんね。
ダノンスマッシュはこれまで一度も逃げたことがない馬。それが押し出されたから仕方なく…ではなく、意志をもってハナを奪いにいきました。このあたりの思いきりの良さ、判断力はお見事としか言いようがないです。D・レーン騎手、ひとつ前の10Rでの苦い経験(外を回って伸び負け)を活かしたんだと思います。馬自身はこれで重賞5勝目、実力馬が展開を味方につけたのだから、そりゃ納得の結果です。この日の走りを見ると1400㍍は全く問題なく、マイルも十分こなせそうな感じがします。ただ、安田記念に直結するかというと…微妙かもしれません。
2着○ステルヴィオは、スプリント戦の後だけあって、追走がスムーズでしたね。前が止まらない流れのなかでよく脚を伸ばしていたと思います。状態も上がってきているように感じましたし、復活の手応えを掴むことができたんじゃないかな。
3着グルーヴィットも積極策が功を奏しました。切れ味よりも持久力を問われるような展開の方が力を発揮できるタイプなんでしょうね。最近のM・デムーロ騎手、ここ一番での勝負強さを取り戻している感じがします。
◎ストーミーシーは前に行くと思っていたので...スタートした瞬間に半ば諦めモードでした。▲タワーオブロンドンは跳びが大きく、器用さを求められると厳しいですね。大外ぶん回しみたいな方がいいんだろうけど、そうなると今回のような馬場では苦しいわけで。難しい馬になってきちゃったかな。復活してほしいなぁ。
【買い目】
馬連&ワイド ⑦⑫⑩④
買い目はALL100円
計 1,200円
【収支】
的中なし 🏳️
配当金 0円 収支 ▲1,200円
(累計 ▲31,480円 → ▲32,680円)
【回収率】
49.0%(投資 64,100円/回収 31,420円)