from1987

一口馬主やPOG、レース予想など競馬の話題を中心に、自由気ままに綴ります。なお、一口馬主関連の記事はシルクホースクラブのHPに掲載されている情報であり、転載の許可を得ています。

【POG 20~21シーズン】指名候補/キングカメハメハ産駒編

今回はキングカメハメハ編です。昨年、ディープインパクトの後を追うように夭逝してしまいました。日本の生産界を大きく前進させた2大種牡馬の産駒が見られるのも、あとわずかなんですよねぇ。

 

ヒカルアマランサスの18

・母/ヒカルアマランサス

・母の父/アグネスタキオン

・生産/安平 ノーザンファーム

・性/牡、毛色/栗毛、生/2月12日

・所属/栗東 矢作芳人厩舎

母は重賞の京都牝馬Sを勝ち、GⅠヴィクトリアマイルでも2着とマイル~中距離で活躍しました。一方で半兄のカレンミロティック天皇賞(春)宝塚記念の2着馬ですから、汎用性の高い母系ですね。そろそろ活躍馬が出てきてもよさそうなんだけど…。名前はホウオウ◯◯になるのかな。血統や馬体からは、ダート向きの可能性もありです。当たるかな?

 

② アルマドラード

・母/ラドラーダ

・母の父/シンボリクリスエス

・生産/安平 ノーザンファーム

・性/牡、毛色/黒鹿毛、生/2月5日

・所属/美浦 藤沢和雄厩舎

ダービー馬レイデオロの全弟で、POGではお馴染みの血統ですね。一時期の勢いには欠けるものの、毎年アベレージの高い仔を輩出している優秀な繁殖だと思います。立ち姿の写真なんかを見ると、さすがの風格。走りそうです。この血統特有の気難しさがありそうなので、その点がポイントになりそう。手慣れた藤沢厩舎なら大丈夫かな。

 

③ ヴェルナー

・母/アディクティド

・母の父/ディクタット

・生産/安平 ノーザンファーム

・性/牡、毛色/鹿毛、生/4月12日

・所属/栗東 高野友和厩舎

重賞を2勝し、海外でも活躍しているクルーガーの全弟です。500kg超の大型馬で、いかにもパワーがありそう。芝orダートを問わない万能型っぽい感じがします。すでに入厩済み、しかも水準以上の時計をマークしているのも心強いところです。デビュー間近というのも『◯』。兄同様に息の長い活躍を期待できそうです。

 

アユサンの18

・母/アユサン

・母の父/ディープインパクト

・生産/日高 下河辺牧場

・性/牝、毛色/黒鹿毛、生/1月20日

・所属/美浦入厩予定

母は桜花賞馬です。1コ上の半姉をPOGで指名していたので、やっぱり気になっちゃいます。父がルーラーシップから変わってどうなるのか、興味深いですね。スラッとした体型で重苦しさを感じさせないし、距離も1600~2400㍍あたりまで幅広くこなせそう。あとは体質面かな。そこまで丈夫な印象がないので…ちょっと心配です。

 

⑤ マイグッドネスの18

・母/マイグッドネス

・母の父/Storm Cat

・生産/浦河 三嶋牧場

・性/牡、毛色/鹿毛、生/4月3日

・所属/美浦 萩原清厩舎

昨年のクラシック戦線を賑わせたダノンキングリーの半弟です。父の特長を引き出す母系とオールマイティーな父の掛け合わせ。その仔がどんな感じになるのか楽しみです。まだ子どもっぽさを残している感じですが、そんな現状でも馬体のバランスなんかはよく見えるんですよね。軌道に乗ったら、いい線まで行けそうな気がします。

 

⑥ プラチナトレジャー

・母/ホワイトエレガンス

・母の父/クロフネ

・生産/新ひだか 服部牧場

・性/牡、毛色/芦毛、生/3月21日

・所属/美浦 国枝栄厩舎

曾祖母にマイルCSなど重賞6勝を挙げた名牝シンコウラブリイがいるものの、先に挙げた5頭と比べるとちょっと地味かもしれませんね。母父クロフネとの組み合わせだと、レパードS勝ちのハヤヤッコがいます。短距離orダートで堅実に走ってきそうなイメージかな。馬体は整って見えるし、所属は関東有数の名門。面白いかも。

 

多少の違いはあるにせよ、どちらかと言えばマッチョな馬が多いですね。芝・ダート兼用型のタイプというか。候補は挙げてみたものの、今のところビビッとくる馬はいないかもしれません。