【回顧】
終日降り続いた雨により、4R(芝未勝利戦)では良発表だったのが、7R(芝1勝クラス)では稍重、10R(大阪‐ハンブルクC)では重まで馬場が悪化していきました。今年の桜花賞をふり返る上で、馬場コンディション(道悪馬場)は外せないファクターになりました。上がり3F/38.6。これだけで伝わるものがありますね。もう少し細かく見てみると【11.7-12.6-13.8】。ラスト1Fの【13.8】も驚きなんだけど、その1つ前、ラスト2F目の【12.6】もポイントかな。本来なら下り坂の終点で、加速のピークに達している区間なわけで…そこでこれだけの急ブレーキになっちゃうんだから、いかにタフな展開と馬場だったか、端的に表しているように思います。
勝った☆デアリングタクト、強かったですねぇ。これだけの馬場で上がり3F/36.6は2位に0.5秒差をつける断トツ№1でした。前走のエルフィンSでもそうでしたが、根幹距離でこれだけ上がりの差をつけられるのは、もう能力が違うとしか言いようがないですね。着差以上の完勝だと思います。距離適性がイマイチ掴めませんが、仮に2400㍍戦(オークス)でも今回のようなパフォーマンスを発揮するようなら、歴代の名牝たちとも肩を並べられるんじゃないかな。その可能性は大いにありそうです。それから、信じて外を回した松山騎手。判断、仕掛けのタイミングとも絶妙でしたね。一時期、影が薄くなっていましたが、ここ数年で再び存在感を増してきたように感じます。ひと皮むけてきたというか。リーディングを争うような騎手になっていくんでしょうね。
2着〇レシステンシアは、3コーナーに差し掛かるまでの2Fでポジションを取れるかどうか、が焦点だったと思います。そういう意味では、スタートで接触してしまったのは誤算でした。それでもその後の迅速なリカバリーにより、ロスは最小限に抑えられたんじゃないかな。スマイルカナを競り落として抜け出した瞬間は勝ったと思いましたが…勝ち馬が一枚上でしたね。もし外枠じゃなかったら、最後の踏ん張りも違ったのかな。
3着◎スマイルカナは、期待どおりの消耗戦に持ち込んで、しぶとく粘ってくれました。枠に馬場に展開、そして運。全てが上手く噛み合って最良の結果を得られたのかなって思います。410kg台の小さな体で懸命に走る姿は胸打つものがありますね。好きになっちゃいました。柴田大騎手は10Rがこの日の初騎乗。②番枠で内を走っていたし、その時に馬場の感触を掴んだのでしょうね。最後の直線の進路取りを見て、そう思いました。
4着△クラヴァシュドールは勝ち馬に次ぐ上がり3F/37.1を記録したように力がありますね。挫石で追い切りがスライドになったり、勝負どころで下がるアクシデントだったり、ちょっと運がなかったかな。オークス向きだと思うので、次戦に注目ですね。
【買い目】
馬連&ワイド ③⑰⑬⑨
ワイド ③ー⑪⑧⑤
買い目はALL100円
計1,500円
【収支】
馬連 ⑨ー⑰ 1,110円 的中🎯
ワイド ⑨ー⑰ 490円 的中🎯
ワイド ③ー⑨ 2,880円 的中🎯
ワイド ③ー⑰ 2,480円 的中🎯
配当金計 6,960円 収支 +5,460円
(累計 ▲28,800円 → ▲23,340円)
【回収率】
50.3%(投資 47,000円/回収 23,660円)
ほぼ読みどおりの展開になりましたし、久々に会心の勝利でした。
3連複も買っとけば良かった😅