【回顧】
5F通過58.4秒の締まった流れで、どの位置からでも力を発揮できるレースになったと思います。最後の直線も、挟まれたり詰まるような場はなかったですし、展開や位置取りによる有利不利は少なかったんじゃないかなって思います。
◯サウンドキアラはこれで重賞3連勝となりました。好位にスッと取りついて折り合い、直線では空いたスペースを突いて抜け出してくる。正攻法の取り口で派手さはありませんが、その操縦性の高さは見事としか言いようがないです。毎回自分の持てる力は出し切るタイプで、GIでも大崩れはしないと思います。
2着△スカーレットカラーは+16kg。多少の緩さを感じましたが、それ以上に馬体重回復のメリットの方が大きかったようです。ある程度ペースが流れても、そのなかで脚を貯められるのが長所。展開に左右されるタイプかもしれませんが、ハマった時の強さはGI級だと思います。
3着ディメンシオンは、正直ノーマークでした。京成杯AHの時もそうでしたが、ペースうんぬんよりも気分よく行けたかどうか?が重要なのかもしれませんね。前でしぶとさを活かすかたちの方が合ってると思います。
4着▲ビーチサンバは、直線であっちに行ったり、こっちに行ったり。スパッと馬群を割れるような脚がない分、苦労してましたね。詰まったり、脚を余したわけではないけで、ちょっともったいなかったかな。
5着☆ダノンファンタジーは+22kgで余裕残しの仕上げで伸びあぐねました。叩いての良化に期待です。ただ、Sペースの瞬発力勝負以外で結果を残せていないのがちょっと気になりますね。
◎シゲルピンクダイヤは最下位。ゲート入りを嫌がるなど、気性面の問題が顕在化してきましたね。前途多難かも。能力は秘めているだけに、なんとか立ち直ってほしいな。
【買い目】
馬連 ⑪②④⑬
馬連 ⑪ー⑦⑨⑮
買い目はALL100円
計900円
【収支】
的中なし 🏳️
▲900円(累計 ▲27,000円 → ▲27,900円)
【回収率】
37.4%(投資 44,600円/回収 16,700円)
■NZT4歳S
【回顧】
前に行きたい馬(カリオストロ、カフェサンドリヨン)が最内枠で隣り合っていたこともあって、序盤から緩まずに流れてしまった感じです。5F通過57.6秒のHペースは先行勢には苦しく、後方待機組には絶好の展開だったと思います。
1着ルフトシュトローム、3着ウイングレイテストは4コーナーでぶつけられ、必要以上に外を回らされる不利がありました。それでも怯まずに末脚を伸ばしてきたのだから、その勝負根性は素晴らしいと思います。レース後、何も異常がないといいな。
勝った〇ルフトシュトロームは3戦連続での中山マイル戦。S・M・Hの各ペースを経験し、それぞれ流れに応じて戦法も変えながらの3連勝だからセンスが光ります。他のコース形態(東京のNHKマイル)ではどうなのか、経験がないだけに未知数ですが、あっさり克服してしまうだけの可能性は示したと思います。このまま順調にいけば、キンシャサノキセキの代表産駒になりそうです。
2着シーズンズギフト道中かなり行きたがっていましたし、仕掛けたのも勝ち馬よりも1テンポ早いタイミング。かなり消耗の激しい競馬になったと思います。それでいて最後まで脚を失わず、きわどい勝負に持ち込んだのだから力がありますね。4コーナーで膨れたのだけがNGでした。
3着ウイングレイテストは、ちょっと頭打ち気味だっただけに、差すかたちで結果を残せたのは大きいですね。今後に向けて、展望が持てるようになったというか。今回が初の中山でしたが、コース適性がありそうな印象を受けました。
◎コウソクスピードは4コーナーでぶつけられたのは確かですが、同じような不利を受けた馬が上位に食い込んでいますし、力負けだと思います。自己条件に出てきたら、また狙いたいです。
【買い目】
馬連 ⑧⑪⑨⑩
馬連 ⑧ー①⑦⑬
買い目はALL100円
計900円
【収支】
的中なし 🏳️
▲900円(累計 ▲27,900円 → ▲28,800円)
【回収率】
36.7%(投資 45,500円/回収 16,700円)