■金鯱賞
【回顧】
前半『5F/63.6秒』からの後半『5F/58.0秒』、超Sペースから後半に急加速する展開は、先を見据えた前哨戦らしい感じがしました。
勝った◯サートゥルナーリア、強かったですね。ペースアップ後の手応えの違いは歴然で、余力十分に記録した上がり3F/33.2秒はNo.1。自身よりも後ろにいた馬たちよりも速いのだから文句なしです。差がつきにくい瞬発力勝負での2馬身差(0.3秒差)は、決定的だと思います。また、前哨戦での消耗が少なく、余力を残して本番に臨めそうなのも◎ですね。課題があるとしたら、ペースが流れた時の対応と気性面かな。皐月賞の走りを見るかぎり、Mペースくらいなら問題ないとは思いますが、はたして?
2着サトノソルタス、3着ダイワキャグニー、4着ギベオンは逃げ、先行組で流れが向きました。ギベオンは、ちょっともったいなかったですね。スムーズに捌けていれば2着争いまであったかもしれません。
逆に展開が向かなかったのが5着◎ラストドラフト、6着☆ニシノデイジー、10着▲ロードマイウェイあたり。特にロードマイウェイはスタート時点でゲームオーバーでした。この3頭はいずれも4歳馬、今後の成長に期待ですかね。
勝ち馬以外は『展開ひとつで重賞でも勝ち負けできる』と捉えるか『重賞を勝つには展開の助けが必要』と捉えるかで評価が分かれそう。このあたりの見極めをしっかりしておきたいと思います。
【買い目】
馬連 ②ー⑥
ワイド ②ー⑩③
3連複 ②ー⑥⑩③
買い目はALL100円
計600円
【収支】
的中なし 🏳️
▲600円(累計 ▲18,070円 → ▲18,670円)
【回収率】
42.2%(投資 32,300円/回収 13,630円)
■フィリーズR
【回顧】
カリオストロの軽快な逃げで前半5F/56.5秒、超Sペースだった金鯱賞の後だけに、なおさら速く感じました。でも、この日の阪神は内&前有利の傾向が強くて、飛ばしたわりには前の馬が踏ん張れていたように思います。逆に外を回った差し&追い込み馬には、まったくと言っていいほど出番がありませんでしたね。
勝った◎エーポスは中団やや後方よりの位置取り。そこから内に進路を求めたのが正解でしたね。1頭だけ脚色が違いましたし、鮮やかな差し切り勝ちでした。ただ、道中の折り合い具合、首の高い走法なんかを見ると、距離が延びていいタイプには思えないんですよねぇ。加えてデビュー以来マイナス体重続きで、この日も-6kg。上昇度という意味ではちょっと心配かな。
2着△ヤマカツマーメイドは戦績どおり、ここでは力上位でした。そんな馬が内&前有利の条件に乗っかったらそりゃ走りますよね。ただ、なんとなくトライアルホース的な臭いがするんですが…気のせいかな? 3着ナイントゥファイブも上手く流れに乗ったクチ。しぶとさが活きました。次は桜花賞、GⅠでどこまで通用するのか、試金石ですね。◎パフェムリは7着。無理ローテの中で見せ場は作ってくれましたし、満足です。叩いての良化もあるでしょうし、今後は自己条件から一歩ずつかな。
【買い目】
馬連 ②⑭⑮③
ワイド ②⑭⑮③
ワイド ②ー①⑦⑨
買い目はALL100円
計1,500円
【収支】
的中なし 🏳️
▲1,500円(累計 ▲18,670円 → ▲20,170円)
【回収率】
40.3%(投資 33,800円/回収 13,630円)