from1987

一口馬主やPOG、レース予想など競馬の話題を中心に、自由気ままに綴ります。なお、一口馬主関連の記事はシルクホースクラブのHPに掲載されている情報であり、転載の許可を得ています。

インディチャンプ、マイルGⅠ春秋連覇❗

出資馬インディチャンプがやってくれました。安田記念に続いてマイルCSも制し、同一年のマイルGⅠ春秋連覇を達成しました。ニホンピロウイナーノースフライトタイキシャトルエアジハードダイワメジャー、モーリスに続く史上7頭目の快挙です。


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2019.11.18 レース結果

11/17(日)京都11R

マイルチャンピオンシップ(GⅠ)

〔芝1,600m・17頭〕優勝[3人気]

互角のスタートから折り合いをつけながら好位4,5番手あたりを追走します。手応え良く最後の直線に差し掛かり、残り200mで満を持して追い出されると、上がり33.9秒の伸び脚で2着馬に1馬身以上の差をつけ勝利、6月の安田記念に続くGⅠタイトルを獲得するとともに、春秋マイル王に輝いています。

池添謙一騎手

「最終追い切りで良い手応えを掴んでいたので、結果を出すのは勿論のこと、ゲートをしっかり出すことと、折り合いを欠かないように心掛けました。ゲートに入ると、一瞬バタバタしたものの、煩いほどではなかったですし、いいスタートを決めることが出来ました。スタートしてすぐフィアーノロマーノに外から前に入られましたが、そこでムキになることもなく、逆にフッと収まってくれましたし、良い手応えのまま勝負どころに差し掛かることが出来ました。外のダノンプレミアムが早い段階から手が動いていたのに対し、こちらは手応え十分でしたが、抜け出してソラを使うことを福永祐一先輩に聞いていましたので、馬体を寄せてギリギリまで追い出しを我慢しました。ラスト1ハロンでしっかり追い出していくと、反応良くビュっと突き抜けてくれましたね。急遽乗り替わりになり、春に安田記念を勝った馬でもありますから、プレッシャーを感じていましたが、期待に応えることが出来てホッとしています。これで正真正銘のマイル王だと思いますし、良い馬に乗せていただきありがとうございました」

音無秀孝調教師

「おめでとうございました。1週前の追い切りでほぼ仕上がっていましたので、当該週の追い切りでは池添騎手に感触を確かめてもらいましたが、良い手応えを掴んでくれたことがレースにも現れていましたね。状態としては安田記念より上だと感じていたので、仕上げに関しては自信がありましたが、福永祐一騎手が騎乗停止になってしまい、乗り難しい馬でもありましたから、乗り替わりだけが不安でした。でも、さすが大舞台を経験している騎手だけあって、百点満点の騎乗でしたね。最初から最後まで安心して見ることが出来ましたし、インディチャンプの力をしっかり引き出してくれました。安田記念ではラッキーな勝利と周囲から言われることもありましたが、これで堂々と胸を張って称えることが出来ます。4歳の秋になって徐々に本格化してきましたが、今後さらに良くなる馬だと思っていますし、これからますます楽しみですね。この後はトレセンに戻って状態をしっかり確認し、その後も問題ないようであれば、12月8日に開催される香港マイルに向かいたいと考えています」

 

安田記念の時は現地観戦でその瞬間を目の当たりにして、口取り式にも参加させてもらって…本当、夢のようでした。ただ、アーモンドアイやダノンプレミアムが大きな不利を受けていたこともあって、棚ボタだとかまぐれだとか、フロック視されているようなところもありました。GⅠを制覇して嬉しいはずなのにどこかスッキリとしない。『インディチャンプが勝った安田記念』としてではなく『アーモンドアイが負けた安田記念』として記憶されていること。それが悔しかったんだと思います。

そんな悶々とした思いを抱えながら迎えた今回のマイルCS。突然の乗り替わり、右回りへの不安などもあって、春の王者でありながら3番人気。正直、複雑な気分でした😅

panda100hp.hatenablog.com

↑レースの詳細は回顧記事に譲るとして、安田記念と距離は同じでも馬場、時計、展開etc.全く違う条件下でGⅠを制覇したのだから文句なしのチャンピオンだと思います。ラスト1F、一気に突き抜けたシーンは忘れられないです。そんなことあるわけないんだけど『ファンの思いが乗っかった』そんな風に思いたくなる末脚でした。あの日以来ずっと、胸につかえていたものが取れました😄 インディチャンプはもちろん、関わる全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。本当、それだけですね。


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2019.11.19 所有馬情報

次走に予定している香港マイルの鞍上はD.レーン騎手に騎乗依頼を行っています。

 

2019.11.20 所有馬情報

在厩場所:栗東トレセン
調教内容:軽めの調整
次走予定:香港12月8日

香港マイル(GⅠ)〔D.レーン〕

音無秀孝調教師

「先週はありがとうございました。トレセンで改めてしっかりと状態を確認させていただきましたが、脚元を含めて問題はなく、飼い葉もしっかりと食べてくれています。この後は予定している香港マイルに向けて、21日に検疫厩舎に移動する予定となっていますが、いつもと環境が変わってきますから、何か変化がないかよく注意しながら進めていきます。なお、出国は27日を予定しています」

 

というわけで今度は香港です。福永騎手に戻るのかと思っていたのですが、D・レーン騎手で臨むようです。これが今回限りなのか、それとも主戦騎手の交代なのかは不明ですが、勝負の世界の厳しさを感じずにはいられません。心情的には福永騎手(もしくは池添騎手)で…という思いもありますが、最終的にはクラブの決定を支持&信頼して、応援するのみです。治安や初の海外遠征、慣れない環境など不安要素もありますが、インディチャンプならきっと乗り越えてくれると思います😊

 

シルクホースクラブHP掲載の情報であり、転載許可を得ています。