【回顧】
サートゥルナーリアは強かったですね。一本被りの人気でしたが、正攻法の競馬で堂々たる内容だったと思います。Sペースで展開が向いたのも確かですが、好位置を取りに行けるセンスの良さもまた実力のうちだと思います。3戦3勝の良血馬とあって、どうしても過剰人気になってしまうのが気になりますが、それでもクラシック最有力候補としていいんじゃないかな。
アドマイヤジャスタは積極的に動いていっての2着。負かしにいった気概というか、これは評価したいですね。ただ、同じような位置取りにいながらの1-1/2馬身差ですから、完敗ではありますね。これからの成長でどこまで差を詰められるか、ですね。3着ニシノデイジーは勝負どころで下がるかたちになってしまったのが痛かった。よく盛り返してきたと思いますし、将来的な逆転の可能性は残したと思います。◎ヴァンドギャルドは挟まれて追えずじまい。参考外でしょう。むしろそれでよく差を詰めたなという印象です。次戦以降も注目しておきたいです。
Sペースからの後半勝負、前にいないと苦しい流れでしたね。そんな中でも人気馬が上位を占めたように、時計以上に内容は濃かったと思います。GⅠらしいGⅠでした。毎年こうだといいな。