from1987

一口馬主やPOG、レース予想など競馬の話題を中心に、自由気ままに綴ります。なお、一口馬主関連の記事はシルクホースクラブのHPに掲載されている情報であり、転載の許可を得ています。

朝日杯FSといえば

2000年、当時のレース名は朝日杯3歳Sでした。この頃って、地方在籍のまま中央に挑戦する『カク地馬』がけっこう活躍してたんですよね。その代表格がフェブラリーSを制したメイセイオペラなんだろうけど、他にもレジェンドハンター、この年に出走したネイティヴハートも『カク地』でした。

地方で評判になった馬が、中央競馬に挑戦するのを見ると、やっぱり応援したくなっちゃうんですよね。特にネイティヴハートの場合は同じ東北・盛岡競馬からの挑戦だったので、親近感が湧いちゃった部分もあったのかな。ここに至るまでの中央2戦の内容も良かったですし、傑出馬不在の混戦模様も追い風になるんじゃないか、なんて期待してました。もう少し内目の枠だったら…また結果は違ってたのかも。でも中央勢を相手に4コーナーから積極的に動いて、堂々の横綱相撲で勝ちに行ったのだから立派だったと思います。これ以降もずっと追いかけて、悔しい思いの方が多かったけど、だからこそ印象深い馬になったのかもしれません。GⅠ、獲らせたかったなぁ。

1番人気に支持されて2着に敗れたタガノテイオーは、レース中の故障で帰らぬ馬となってしまったんですよね。小柄な馬だけど勝負根性があるなぁ…なんて思ってたらまさか、でした。

勝ったメジロベイリーは未勝利戦からの連勝でのGⅠ制覇。でもその後は長いブランクもあってパッとせずに引退してしまいました。

もし無事であったなら、アグネスタキオンジャングルポケットクロフネら最強世代の中でどんな走りを見せてくれたんでしょう?様相も変わっていたかもしれませんね。