from1987

競馬の話題を中心に、自由気ままに綴ります。

ダービーといえば

これはもう1987年のダービーです。世間一般ではそこまで印象に残るダービーではないのかもしれませんが、自分にとっては競馬キャリアの原点ですからね、譲れません。

勝ち馬はメリーナイス。この勝利により映画「優駿」の主役の座も射止めました。馬からしたら「何のこっちゃ」なんでしょうけどね。映画だけじゃもの足りず、小説まで読んで「原作のオラシオンって青鹿毛なの?」なんて思ったりもしてました。う~ん懐かしい。
レースはというと、直線一気に抜け出し6馬身差の圧勝でした。リアルタイムで見た時は(といってもTV観戦ですが)他の馬に目が行ってしまい、気がついた時には既にメリーナイスが先頭に立っていました。なんせ当時は24頭立て、カメラワークも応援するファンも今より断然目移りしちゃってましたね。
四白流星の栗毛、ダービーでの派手なパフォーマンス、映画の主役、有馬記念での落馬…競走実績以上の華がメリーナイスにはありました。

1番人気だったマティリアルもドラマチックな馬でした。スプリングS皐月賞の豪脚から一転、全くいいところのない惨敗。距離や体調面の不安は後になって知りました。単枠指定に推されていたように、その末脚は府中でこそ全開になる。大半の人はそう思っていたと思います。
さらに、ここから長いスランプに陥って…。らしくない負けが続いた後の、待望の復活と直後の事故。この馬には、光と影をまざまざと見せつけられたように思います。

そして、スーパーファントム。皐月賞でもそうだったけど、思わせぶりな末脚に一瞬の夢を見ました。最後の直線でメリーナイスを見失ったのも、この馬を探していたからでした。
京成杯の重賞勝ち馬として、天皇賞に初めて挑戦した3歳馬(旧4歳)として記録に残りましたが、名前のかっこよさと、メリーナイスにも負けない栗毛の綺麗な馬体。※でも、ゴールドシチーには負ける(笑)。ダービー6着馬なんて誰も覚えていないのかもしれませんが、個人的には初めて好きになった馬として、記憶を残してくれた馬でした。